※本記事にはプロモーションが含まれています。
第二新卒の転職活動で、
「自己PRに書けるような実績がありません」
と悩む人は少なくないと思います。
社会人として働いた期間はまだ短い。
大きな売上を上げたわけでもない。
部下を持ったこともない。
特別な資格もない。
そう考えると、
「自分にはアピールできるものがない」
と思ってしまうかもしれません。
でも、自己PRで必要なのは、
華々しい実績を並べることだけではありません。
電話にどう対応したか。
仕事を覚えるために何をしたか。
ミスを減らすために工夫したことはないか。
忙しい日に、どんな順番で仕事を進めたか。
周囲とどんなふうに相談したか。
そうした日常の仕事の中にも、
その人らしい働き方
は表れています。
自己PRとは、
「私はすごい人間です」
と宣言するためのものではありません。
まだ一緒に働いたことのない採用担当者に、
「私は仕事で、こんなふうに考え、こんなふうに動く人です」
と伝えるものです。
この記事では、
- 第二新卒の自己PRで採用担当者が知りたいこと
- 「大した実績がない」と感じる人の材料の探し方
- 強みを具体的なエピソードへ変える方法
- 「コミュニケーション力があります」だけでは伝わりにくい理由
- 数字がある場合・ない場合の具体化の仕方
- 履歴書・志望動機との使い分け
を順番に考えていきます。
まずは、
自分には何もない
というところから離れて、
これまで普通にやってきた仕事を見直してみましょう。

第二新卒の自己PRで採用担当者は何を知りたい?
自己PRという言葉を見ると、
「自分の長所をできるだけ立派に説明しなければいけない」
と思うかもしれません。
たとえば、
私の強みは責任感です。
私はコミュニケーション能力に自信があります。
私には主体性があります。
こうした表現も、もちろん間違いではありません。
ただ、採用する側からすると、
その言葉だけでは、
実際に仕事をしている姿がまだ見えてきません。
知りたいのは「この人は入社後どう働きそうか」
採用担当者が自己PRを読むとき、
単に、
「長所が何か」
だけを見ているわけではありません。
その強みが、
実際の仕事でどのように表れたのか。
困った場面でどう動いたのか。
周囲とどんな関わり方をしたのか。
そして、
その経験を次の仕事でどう生かせそうなのか。
そうしたことを知りたいのです。
たとえば、
私は責任感があります。
だけでは、
本人が考える「責任感」が何を意味するのか分かりません。
でも、
担当していた資料作成では、提出前に自分でチェック項目を作り、数字や入力漏れを確認するようにしていました。
と書いてあれば、
「この人は、任された仕事をどんなふうに進める人なのか」
が少し見えてきます。
つまり、
強みの名前より、その強みが表れた場面を見せること
が大切なのです。
第二新卒に、ベテラン社員と同じ実績を求めるわけではない
第二新卒の場合、
社会人経験がまだ1年、2年程度という人もいます。
その人に、
大規模プロジェクトの責任者経験。
数十人のマネジメント。
何千万円もの売上実績。
を期待するのは現実的ではありません。
だから、
「そんな実績がないから自己PRできない」
と考える必要はありません。
むしろ、
社会人になってから、
何を覚えたのか。
何に苦労したのか。
それにどう対応したのか。
どんな仕事なら続けやすいと分かったのか。
そうした経験の中に、
自己PRの材料があります。
「すごいこと」より「その人らしい動き」が見える方が伝わることもある
応募書類を読んでいると、
大きな実績は書いていなくても、
仕事の仕方が具体的に書かれている人に興味を持つことがあります。
たとえば、
分からない仕事があったときは、質問する内容を整理してから先輩に相談するようにしていました。
お客さまからの問い合わせを受けた際、内容をメモし、担当者へ正確に伝えることを意識していました。
忙しい日は、締切と重要度を確認してから取りかかる順番を決めていました。
どれも、
華々しい実績ではありません。
でも、
「この人は仕事でこう動く人なんだな」
と想像できます。
自己PRでは、
この「働く姿が見えること」が重要です。

強みは、応募先でどう生かせるかまで考える
自己PRは、
「私はこういう人です」
で終わりではありません。
次に、
その強みを応募先でどう生かせそうか
まで考えます。
たとえば、
「相手の話を聞いて要点を整理すること」が強みなら、
お客さま対応。
営業。
カスタマーサポート。
社内調整。
などで生かせるかもしれません。
「作業を整理して効率を上げること」が得意なら、
事務。
営業支援。
生産管理。
業務改善。
などにつながることもあります。
だから自己PRは、
単なる性格紹介ではなく、
自分の強みと、次の仕事との接点を伝えるもの
でもあります。
マイジョブ・カード「職務経歴書における自己PR欄の必要性と書き方について」
「大した実績がない」は本当?普通の仕事の中から材料を探す
では、
「自己PRに書けるものが思いつかない」
という人は、どこから探せばよいのでしょう。
まずおすすめしたいのは、
実績を探す前に、これまでやった仕事を全部思い出すこと
です。
「誰でもやっている仕事」を消さない
第二新卒の人が自己PRを考えるとき、
自分の経験を、
「こんなの普通だから」
と消してしまうことがあります。
たとえば、
電話対応。
メール対応。
来客対応。
資料作成。
データ入力。
Excel。
会議準備。
お客さまへの案内。
先輩への報告。
在庫確認。
スケジュール調整。
こうした仕事です。
本人には日常でも、
採用担当者には、
あなたがその仕事をどうしていたのかは分かりません。
つまり、
書かなければ、相手には見えないのです。
同じ仕事でも、やり方にはその人らしさが出る
たとえば、
2人の人が同じ電話対応をしていたとします。
一人は、
電話を受けた内容をそのまま担当者へ伝える。
もう一人は、
名前。
会社名。
用件。
折り返し先。
急ぎかどうか。
を整理してから担当者へ伝える。
仕事の名前は、
どちらも「電話対応」です。
でも、
仕事への向き合い方は少し違います。
後者なら、
相手の話を聞きながら必要事項を整理し、担当者が対応しやすい形で引き継ぐことを意識していました。
と自己PRの材料にできます。
「少し工夫したこと」を探してみる
自己PRの材料になりやすいのが、
自分なりに少し変えたこと
です。
たとえば、
Excelの表が使いにくかったので並びを変えた。
チェック漏れを防ぐために確認項目をメモした。
毎回聞いていた仕事を、自分用の手順書にまとめた。
ファイル名の付け方を統一した。
お客さまからよく聞かれる質問をメモしておいた。
忙しい時間帯には、先に急ぎの仕事を確認するようにした。
大改革ではありません。
でも、
「言われたことをそのままやった」
だけではなく、
自分で仕事を少し良くしようとした経験
です。
これは十分、自己PRの材料になります。

人から言われたこともヒントになる
自分では強みが分からなくても、
周囲から言われた言葉がヒントになることがあります。
たとえば、
「説明が分かりやすいね」
「確認が丁寧だね」
「頼んだことを忘れないね」
「いつも早めに報告してくれるね」
「よく気づいたね」
「落ち着いているね」
こうした言葉です。
本人にとっては、
「そんな大したことではない」
と思うかもしれません。
でも、
何度か似たことを言われたなら、
仕事でその特徴が表れている可能性があります。
自分の強み自体が分からない場合はこちらでも詳しく整理しています。
転職で自分の強みがわからない20代へ|職歴が浅くても使える棚卸し術
アルバイトや学生時代の経験も、補助材料になる
第二新卒の場合、
社会人経験だけでは材料が少ないこともあります。
その場合は、
学生時代のアルバイト。
部活動。
サークル。
ゼミ。
資格勉強。
などを補助的に使う方法もあります。
ただし、
社会人として働いた経験があるなら、
まずは今の仕事・前職の中から探してみる。
それでも材料が足りない場合に、
学生時代の経験も加える。
この順番の方が、
第二新卒として自然な自己PRを作りやすいでしょう。
自己PRの材料探しでは、まだ文章にしなくていい
ここで大切なのは、
いきなり、
私の強みは○○です。
と文章を作り始めないことです。
まず、
やった仕事
を思い出す。
次に、
その中で少し工夫したこと
を探す。
そして、
そこから自分の強みが何なのか
を考える。
この順番で十分です。
たとえば、
毎月のExcel集計が大変だったので、入力方法を少し変えた。
という経験が出てきた。
そこから、
自分は、面倒な作業をそのまま繰り返すより、少しでもやりやすくする方法を考えるのが好きなのかもしれない。
と気づく。
そこで初めて、
「改善を考える力」
という強みの候補が出てきます。
次に必要なのは、
その強みを、
単なる性格の名前ではなく、
採用担当者に伝わる具体的な自己PRへ組み立てること
です。
ここからは、
「強み → 具体例 → 工夫 → 応募先」
という4つの順番で整理していきます。
↓転職エージェントナビをご紹介します。
自分の強みがなかなか見つからないと感じたら【PR】
自分では「普通の仕事」と思っている経験でも、第三者から見ると強みが表れていることがあります。 一人で整理しにくいときは、転職エージェントにこれまでの仕事を話しながら、 自分では気づかなかった経験を整理してみる方法もあります。
※転職を急いで決める必要はありません。サービス内容・対象者・利用条件などを確認したうえで、 自分に合うと感じた場合に利用してください。
自己PRは「強み→具体例→工夫→応募先」で組み立てる
自己PRの材料が少し見つかったら、次はそれを文章にします。
ここで、
私の強みは責任感です。
私の強みはコミュニケーション力です。
と、いきなり強みの名前だけを書くと、その後が続きにくくなります。
そこで、自己PRを次の4つに分けて考えてみましょう。
① 強み 自分は、仕事でどんな動きをしやすいのか。
② 具体例 その強みが実際に表れた仕事や場面は何か。
③ 工夫 その場面で、自分は何を考え、何をしたのか。
④ 応募先 その経験を、次の仕事でどう生かしたいのか。
この順番で整理すると、
「私は○○な人間です」
という自己評価だけではなく、
実際に仕事をしている姿が見える自己PR
になっていきます。
まず「強みの名前」を立派にしすぎない
たとえば、
毎月繰り返すExcelの集計作業があったとします。
入力に時間がかかる。
同じ数字を何度も転記する。
確認もしにくい。
そこで、
自分なりに入力方法を見直した。
表の並びを変えた。
チェックしやすいようにした。
この経験から、
「業務改善力」
「課題発見力」
「生産性向上力」
と立派な名前を付けることもできます。
でも、最初からそこまで難しく考えなくてもかまいません。
たとえば、
「面倒な作業を、少しでもやりやすくする方法を考えること」
でも十分です。
自己PRでは、
強みの名前を格好よくすることより、
その強みが本当に自分の仕事の中にあったこと
の方が大切です。
具体例を入れると、強みが急に見えるようになる
たとえば、
私の強みは、仕事を効率よく進めるために工夫できることです。
だけなら、まだ抽象的です。
そこへ、
毎月行っていたExcelの集計作業では、同じ内容を何度も入力する工程があったため、入力方法と表の構成を見直しました。
と具体例を加えます。
さらに、
その結果、作業時間を短縮でき、入力漏れも確認しやすくなりました。
まで入れば、
「工夫する人」
ということが、言葉ではなく行動から伝わります。

「工夫したこと」が、その人らしさになる
同じ仕事をしていても、
やり方は人によって違います。
たとえば電話対応。
一人は、
受けた内容をそのまま担当者へ伝える。
もう一人は、
相手の名前。
会社名。
要件。
連絡先。
急ぎかどうか。
を整理してから伝える。
どちらも「電話対応」です。
でも、
後者には、
相手の話を整理して伝えるという工夫
があります。
この部分が、
自己PRになります。
だから、
「何の仕事をしたか」だけではなく、
「その仕事を、自分はどうやっていたか」
まで思い出してみてください。
最後に、応募先でどう生かすかを付ける
自己PRは、
過去の話だけで終わらせなくて大丈夫です。
たとえば、
前職では、問い合わせ内容を整理してから担当者へ引き継ぐことを意識していました。この経験を生かし、御社でもお客さまや社内の方の話を正確に把握し、円滑なやり取りにつなげたいと考えています。
とすれば、
これまでの経験が、
次の会社でどう働くか
につながります。
4つをつなげると、こんな自己PRになる
たとえば、
私の強みは、日々の仕事の中で改善できるところを考えることです。前職では毎月Excelを使った集計作業を担当していましたが、同じ内容を何度も入力する工程があり、時間がかかっていました。そこで表の構成や入力方法を見直し、確認しやすい形へ変更しました。この経験から、まず仕事をきちんと理解したうえで、少しでも進めやすい方法を考えることにやりがいを感じると分かりました。入社後も、最初は業務をしっかり覚え、そのうえで改善できる点があれば周囲と相談しながら取り組みたいと考えています。
となります。
特別な役職も、
大きなプロジェクトも出てきません。
それでも、
どんなふうに仕事をする人なのか
は見えてきます。
「コミュニケーション力があります」だけでは伝わりにくい
自己PRでよく使われる言葉に、
コミュニケーション力
があります。
ほかにも、
責任感。
主体性。
協調性。
行動力。
粘り強さ。
などがあります。
どれも悪い言葉ではありません。
問題は、
言葉だけでは、人によって意味が違うこと
です。
「コミュニケーション力」は人によって意味が違う
ある人にとっては、
初対面の人とも気軽に話せること。
別の人にとっては、
相手の話をよく聞くこと。
さらに別の人にとっては、
複数の人の意見をまとめること。
かもしれません。
だから、
私にはコミュニケーション力があります。
だけでは、
採用担当者は、
「どんなコミュニケーションが得意なのだろう」
と考えることになります。
強みの名前を言うより「場面」を見せる
たとえば、
私の強みはコミュニケーション力です。
より、
お客さまから問い合わせを受けた際には、まず話を最後まで聞き、分からない点を確認してから担当者へ引き継ぐようにしていました。
の方が、
具体的です。
あるいは、
新しい業務を教わるときは、分からない点をそのままにせず、一度自分で整理してから質問するようにしていました。
なら、
質問や確認の仕方にその人らしさが出ます。
採用担当者が見たいのは、
「コミュニケーション力」というラベルより、
その力が仕事の中でどう表れるのか
です。

「責任感があります」も、行動へ変えてみる
責任感も同じです。
私には責任感があります。
と言うより、
任された資料は、提出前に数字や入力漏れを確認するため、自分用のチェック項目を作って確認していました。
の方が、
何をもって責任感と言っているのかが分かります。
「主体性があります」も、行動で示す
たとえば、
主体性を持って仕事に取り組みました。
ではなく、
毎回先輩に確認していた作業について、自分で手順をメモにまとめ、まず自分で確認してから質問するようにしました。
とすれば、
本人がどんな行動を取ったのかが見えます。
自分で強みの名前を決めなくてもいい
ここまで読むと、
「自分の行動は分かったけれど、それを何力と呼べばいいのか分からない」
という人もいるでしょう。
その場合、
無理に名前を付けなくてもかまいません。
たとえば、
私は、仕事で分からないことがあると、まず自分なりに整理してから質問することを意識しています。
これでも自己PRとして成立します。
後から、
「これは主体性なのかな」
「確認力なのかな」
と名前を考えてもいい。
大切なのは、
名前より先に、自分の行動があること
です。
数字があれば強い。でも数字がなくても自己PRは作れる
自己PRを具体的にする方法として、
数字を使うことがあります。
売上。
件数。
時間。
割合。
人数。
数字が入ると、
採用担当者が状況を想像しやすくなります。
数字があると、採用後の姿を想像しやすい
採用に関わって応募書類を読んでいたとき、
印象に残った応募者がいました。
その方は、
前職で行ったExcel業務の改善について、
単に、
Excelを使って業務改善をしました。
と書いていたのではありません。
Aという作業では何時間。
Bという作業では何時間。
合計でどの程度の時間を削減できたか。
そこまで具体的に書かれていました。
それを読むと、
採用する側として、
「もしこの人がこちらでも同じように仕事を見直してくれたら、どのくらいの効果がありそうか」
を想像できます。
だから私は、
「この人には、ぜひ詳しく話を聞いてみたい」
と思いました。
これは、
数字が派手だったからだけではありません。
本人が何を見つけ、何を変え、その結果どうなったのかが具体的だった
からです。

数字は「本当にある数字」だけ使う
ただし、
数字を入れた方が強いからといって、
無理に数字を作ってはいけません。
「たぶん30%くらい」
「おそらく半分くらい」
と曖昧な記憶を、正確な実績のように書くのは避けた方がよいでしょう。
説明できる数字があるなら使う。
なければ、
無理に入れない。
それで十分です。
数字がないなら「Before→行動→After」で具体化する
数字が残っていなくても、
自己PRは作れます。
たとえば、
Before
問い合わせ内容の聞き漏らしがあり、担当者から確認し直すことがあった。
行動
よく聞かれる項目を自分用のメモにまとめ、電話を受けながら確認するようにした。
After
担当者へ必要な情報をまとめて引き継ぎやすくなった。
これなら、
「○%改善しました」
という数字がなくても、
何が変わったのか
が分かります。
「結果」だけでなく「途中の工夫」も自己PRになる
仕事では、
自分一人では結果を数字で測れないこともあります。
たとえば、
チームで進める仕事。
お客さま対応。
新人のサポート。
事務。
社内調整。
こうした仕事では、
「売上○万円」
のような数字が出ない場合もあります。
その場合は、
何を考えたのか。
どんな工夫をしたのか。
誰と相談したのか。
どんな変化があったのか。
を具体的にします。
自己PRは、
成果の大きさを競うものではありません。
その結果へ向かう途中で、
自分がどう動いたか。
そこにも、
その人の強みが表れます。
小さな改善を、自分で小さく扱わない
ここは、ぜひ覚えておいてほしいところです。
本人からすると、
Excelの表を少し直しただけ。
手順をメモしただけ。
電話の確認項目をまとめただけ。
と思うかもしれません。
でも採用担当者には、
あなたが書かなければ分かりません。
書いていないことは、
相手から見れば、存在しないのと同じ
になってしまいます。
もちろん、
小さなことを大きな成果のように盛る必要はありません。
ただ、
実際に工夫したことまで、
「大したことじゃない」
と自分で消してしまう必要もないのです。
自己PRは「自分を盛る」のではなく「自分を見えるようにする」
ここまで整理すると、
自己PRの役割が少し変わって見えると思います。
自分を立派に見せる。
弱点を隠す。
ほかの応募者より強く見せる。
それだけではありません。
まだ一緒に働いたことのない相手に、
「私は、仕事の中でこういうことを考え、こんなふうに動いてきました」
と見せる。
そのための文章です。
そして次に考えたいのが、
自己PRと、
履歴書。
職務経歴書。
志望動機。
それぞれの役割です。
同じ「責任感」や同じエピソードを何度も繰り返すより、
限られた応募書類の中で、
自分のいろいろな面を見せる
方が、その人自身が伝わりやすくなります。
↓転職エージェントナビをご紹介します。
自己PRを「自分を盛る文章」にしたくない方へ【PR】
数字や立派な実績がなくても、仕事で何を考え、どう工夫したかを整理すれば自己PRの材料になります。 自分だけでは言葉にしにくい場合は、第三者に経験を聞いてもらい、 働き方の特徴を整理する方法もあります。
※転職を急いで決める必要はありません。サービス内容・対象者・利用条件などを確認したうえで、 自分に合うと感じた場合に利用してください。
履歴書・志望動機・自己PRは同じ話を繰り返さない
応募書類を作っていると、
履歴書。
職務経歴書。
自己PR。
志望動機。
それぞれに何を書けばよいのか分からなくなることがあります。
すると、
同じエピソード。
同じ強み。
同じ言葉。
を何度も使ってしまいがちです。
たとえば、
履歴書でも、
責任感を持って仕事に取り組みました。
職務経歴書でも、
責任感を持って業務を遂行しました。
自己PRでも、
私の強みは責任感です。
志望動機でも、
責任感を生かして御社に貢献したいです。
となる。
もちろん、
一貫性があること自体は悪くありません。
でも、
限られた応募書類の中で、
同じことを何度も繰り返すのは少しもったいない
と思います。
履歴書は「どんな経歴の人か」を伝える
履歴書では、
学歴。
職歴。
資格。
基本情報。
志望動機。
などを通して、
まず、
「どんな経歴の人なのか」
を分かりやすく伝えます。
ここで細かい仕事の工夫まで全部書こうとすると、
ほかの欄と役割が重なります。
職務経歴書は「どう働いてきたか」を具体的にする
職務経歴書では、
担当業務。
仕事の進め方。
工夫したこと。
成果。
身につけたスキル。
などを具体的にします。
たとえば、
履歴書では、
営業事務を担当。
と簡潔に書き、
職務経歴書では、
受注入力、資料作成、問い合わせ対応、売上集計を担当。集計方法を見直し、確認作業をしやすい形へ改善。
と詳しく書く。
こうすると、
それぞれの書類に役割ができます。
自己PRは「その経験の中に表れた自分らしさ」を見せる
自己PRでは、
職務経歴書に書いた経験の中から、
「自分は、どんなふうに仕事をする人なのか」
を取り出します。
たとえば、
職務経歴書に、
毎月のExcel集計方法を見直した。
と書いているなら、
自己PRでは、
私は、日々の仕事の中で改善できるところを考えることを意識しています。
と、
その経験に表れている強みを取り出す。
ここで初めて、
単なる業務内容から、
その人自身
が見えてきます。

志望動機は「その強みを、なぜこの会社で生かしたいか」を伝える
そして志望動機では、
自己PRで示した強みや経験を、
応募先企業へつなげます。
たとえば、
自己PRで、
相手の話を聞いて整理することを意識してきました。
と書いているなら、
志望動機では、
前職でお客さまの要望を聞きながら対応することにやりがいを感じました。御社の○○職では、より幅広い提案ができると知り、これまでの経験を生かしながらさらに力を身につけたいと考えています。
とつなぐ。
こうすると、
自己PRと志望動機が、
同じ文章の繰り返しではなく、
「これまで」から「これから」へ進む関係
になります。
第二新卒の志望動機はどう作る?「御社だから働きたい」が伝わる考え方
一つの経験を、違う角度から使うのは問題ない
では、
同じエピソードを複数の書類で使ってはいけないのでしょうか。
そんなことはありません。
同じExcel改善の経験でも、
職務経歴書では、
何を改善したのか。
自己PRでは、
その行動にどんな強みが表れているのか。
志望動機では、
その強みを応募先でどう生かしたいのか。
と、
見る角度を変えればよいのです。
大切なのは、
同じ文章をコピーして繰り返すのではなく、
一つの経験から、自分のいろいろな面を見せること
です。

AIや例文を使っても、最後は自分の言葉に戻す
自己PRを作るとき、
例文を参考にする。
転職エージェントに相談する。
AIを使って整理する。
どれも方法の一つです。
自分では言葉にできなかった経験を、
誰かに整理してもらうことで、
「そうか、自分はこういうことをしてきたのか」
と気づくこともあります。
ただし、
最後に一度、
文章を閉じてみてください。
そして、
「これを面接で自分の言葉で説明できるだろうか」
と考えます。
読んでもらうためだけに作った文章ではなく、
自分自身が、
「たしかに私はこういうふうに仕事をしてきた」
と思える文章。
そこまで戻せれば、
面接でも無理に暗記する必要はありません。
履歴書・職務経歴書の役割も整理しておく
応募書類全体の作り方についてはこちらでも詳しく解説しています。
第二新卒の履歴書・職務経歴書は何を書く?職歴が浅くても伝わる応募書類の作り方
↓転職エージェントナビをご紹介します。
自分の経験を、面接で伝わる自己PRに整理したいと感じたら【PR】
自己PRは、立派な言葉を作ることより、自分が実際にどう働いてきたかを整理することが大切です。 一人では強みや具体例を見つけにくい場合は、転職エージェントを相談先の一つとして使い、 応募先に合わせた伝え方を考えてみる方法もあります。
※転職を急いで決める必要はありません。サービス内容・対象者・利用条件などを確認したうえで、 自分に合うと感じた場合に利用してください。
まとめ|自己PRは「自分を盛る」のではなく「働く姿を見えるようにする」
自己PRを考えていると、
どうしても、
「もっとすごいことを書かなければ」
と思ってしまうことがあります。
有名な会社で働いたことがない。
大きな成果もない。
特別な資格もない。
それなら、
自分にはアピールできるものがない。
そう感じるかもしれません。
でも、
採用担当者が一緒に働くのは、
会社名でも、
資格名でも、
自己PRの立派な言葉でもありません。
その人自身
です。
日常の仕事にも、その人の働き方は表れている
電話を受けたとき、
どんなふうに聞いたか。
分からない仕事があったとき、
どう質問したか。
ミスがあったとき、
どう直したか。
忙しいとき、
何から手をつけたか。
周囲と意見が違ったとき、
どう話したか。
毎日の仕事の中には、
その人の考え方や動き方が表れています。
本人には、
当たり前すぎて見えないこともあります。
でも、
まだ一緒に働いたことのない採用担当者にとっては、
それが、
あなたを知るための大切な情報
になります。
自分で「大したことではない」と消してしまわない
応募書類を読んでいる側には、
あなたの頭の中は見えません。
どんなことを考えたのか。
どんな工夫をしたのか。
何を続けたのか。
書かなければ分かりません。
だから、
自分で、
「こんなの誰でもやっている」
「大したことではない」
と消してしまわないことです。
もちろん、
小さな経験を大きく見せる必要はありません。
でも、
本当にやったことを、本当にやったこととして伝える
ことはできます。
自己PRは、作文コンクールではない
立派な文章を書いた人が勝つ。
難しい言葉を使った人が勝つ。
強そうな人が勝つ。
そういうものではありません。
自己PRは、
まだ自分を知らない人に、自分の働く姿を少し見せるもの
です。
私は、こういう場面でこう考えます。
こういうとき、こんなふうに動きます。
これまで、こんな工夫をしてきました。
それが見えれば、
「この人と一緒に働いたら、どんな感じだろう」
と想像してもらえるようになります。
次の仕事へ持っていけるものは、もう自分の中にある
第二新卒だから、
経験が短い。
それは事実かもしれません。
でも、
短い期間でも、
実際に働いたからこそ知ったことがあります。
できるようになったこと。
苦手だったこと。
工夫したこと。
失敗したこと。
人に教えてもらったこと。
少し自信がついたこと。
そうしたものは、
次の仕事へ持っていけます。

仕事は、
人生のすべてではありません。
でも、
一日の中で、
仕事をしている時間は決して短くありません。
だから、
次の会社を考えることは、
単に、
勤務先の名前を変えることだけではないと思います。
これまでの経験を振り返って、
自分は何を大切にしたいのか。
どんな仕事なら、
もう少し納得して働けそうなのか。
どんなふうに、
これからの日々を過ごしたいのか。
そんなことを考える機会にもなります。
自己PRは、
自分を実物以上に大きく見せる文章ではありません。
これまで歩いてきた中で身につけたものを拾い集め、
「私は仕事で、こんなふうに動く人です」と、次の場所へ渡す文章です。
そして、
今までの会社でうまくいかなかったことがあったとしても、
その経験まで捨てる必要はありません。
そこから知った自分も、
次へ持っていけます。
大きな実績がなくてもいい。
完璧な強みでなくてもいい。
まずは、
自分のこれまでを、
自分自身が、
「何もなかった」ことにしないでください。
そこから、
次の仕事も、
その先の働き方も、
少しずつ見えてくるのだと思います。
↓転職エージェントナビをご紹介します。
次の仕事へ持っていける強みを、一度整理してみませんか【PR】
自己PRを考えることは、自分を大きく見せることではありません。 これまでの仕事の中から、自分がどんなふうに考え、動いてきたのかを見つけることでもあります。 一人で整理しにくい場合は、転職エージェントを情報収集や相談の選択肢として使う方法もあります。
※転職を急いで決める必要はありません。サービス内容・対象者・利用条件などを確認したうえで、 自分に合うと感じた場合に利用してください。

