介護職の転職で経験を生かすには?経験者が次の職場を選ぶポイントを解説

介護職としての経験を生かして次の職場への転職を考える人向けのアイキャッチ画像 職種・業界別の転職

※この記事はプロモーションを含みます。

介護の仕事を続けてきたけれど、

「そろそろ別の職場も考えてみようかな」

と思うことがあります。

勤務時間を見直したい。

違う種類の施設で働いてみたい。

持っている資格をもっと生かしたい。

これまでより専門的な仕事を覚えたい。

将来の働き方を考えたい。

転職を考える理由は、人によって違います。

そして、介護経験者の転職では、

「介護の仕事を続けるか、辞めるか」だけが選択肢ではありません。

同じ介護の仕事でも、

働く施設。

担当する仕事。

勤務時間。

求められる役割。

研修や資格取得の環境。

その先のキャリア。

によって、働き方は変わります。

だから求人を探し始める前に、一度立ち止まって考えてみたいことがあります。

それは、

「次の職場で、自分は何を変えたいのか」

ということです。

さらに、これまで介護の仕事で経験してきたことを整理してみると、

「自分には何ができるのか」

「次の職場で何を生かせそうか」

も少しずつ見えてきます。

この記事では、これまでの介護経験を振り返りながら、

今まで身につけたものを、次の職場へどうつないでいくか

を考えていきます。


介護経験者の転職は「何を変えたいか」から考えよう

転職を考え始めると、

求人サイトを開いて、

給与。

勤務地。

休日。

募集職種。

などを見たくなるかもしれません。

もちろん、それも必要です。

ただ、介護経験者の場合は、その前に一つ整理しておくと求人を選びやすくなります。

「今の働き方から、何を変えたいのか」

です。

「介護を辞めたい」のではなく、働き方を変えたいこともある

仕事が忙しい。

勤務時間が合わない。

夜勤について考え直したい。

もっと利用する方と関われる仕事がしたい。

違うサービス形態を経験してみたい。

こうしたことを考えたとき、

「介護の仕事そのものが自分に合わないのかな」

と思うこともあるでしょう。

でも、必ずしもそうとは限りません。

たとえば、

入所型施設からデイサービスへ移れば、仕事の流れや勤務時間が変わることがあります。

同じ施設介護でも、職場によって役割や教育体制は違います。

資格や経験が増えれば、それまでとは違う仕事を任されることもあります。

つまり、

介護を続けながら、働き方を変える

という選択肢もあります。


「今の職場の何が嫌か」だけで終わらせない

転職を考えるきっかけには、

現在の職場で感じている不満があるかもしれません。

それ自体は珍しいことではありません。

ただ、

「○○が嫌だから転職する」

だけで求人を探し始めると、

次の会社でも同じような働き方を選んでしまうことがあります。

そこで、

不満を、そのまま「次の職場で求めるもの」へ置き換えてみます。

たとえば、

「夜勤の負担を見直したい」

なら、

→ 次は夜勤回数や勤務時間を詳しく確認する。

「仕事をもっと学びたい」

なら、

→ 研修や資格取得支援を見る。

「今までの経験を評価してほしい」

なら、

→ 経験者にどんな役割を期待している求人なのかを見る。

「将来が見えにくい」

なら、

→ 資格取得やキャリアの道を確認する。

こうすると、

「嫌だから辞める」から、「次はこう働きたい」

へ視点を変えられます。


次の職場で変えたいものを3つ書いてみる

求人を見る前に、

「次の転職で変えたいこと」

を3つ程度書いてみるのもおすすめです。

たとえば、

  • 夜勤回数を見直したい
  • 通勤時間を短くしたい
  • 介護福祉士の資格をもっと生かしたい
  • 違う施設形態を経験したい
  • 新人指導にも関わってみたい
  • 研修のある環境で介護技術を学び直したい
  • 収入や手当を見直したい

などです。

全部をかなえる必要はありません。

まず、

自分が次の職場に何を求めているのか

を知ることが目的です。

介護職としての経験を生かしながら次の働き方を考える職員

介護職場そのものの選び方を、仕事内容・勤務時間・研修・給与などから詳しく比較したい方は、こちらの記事も参考になります。

介護職の転職で働きやすい職場を選ぶには?求人で確認したい7つのポイント


これまでの介護経験を棚卸ししてみよう

次に考えたいのは、

自分がこれまで、介護の仕事で何をしてきたのか

です。

転職するとき、

「介護経験3年」

「介護経験5年」

のように勤続年数だけを考えがちです。

もちろん経験年数も一つの情報です。

ただ、それだけでは、

その人が実際に何をしてきたのかまでは分かりません。

同じ3年間でも、

働いてきた施設。

担当した利用者。

経験した業務。

任されてきた役割。

によって中身は違います。

だから、

「何年働いたか」から、「その間に何をしてきたか」へ

一歩踏み込んで整理してみましょう。


日常的に担当してきた仕事を書き出す

まず難しく考えず、

これまで日常的にしてきたことを書き出します。

たとえば、

食事の介助。

入浴の介助。

排せつの支援。

移動の介助。

レクリエーション。

介護記録。

ご家族との連絡。

送迎。

夜勤。

認知症のある方への対応。

ほかの職員との情報共有。

などです。

「そんなの介護職なら普通では?」

と思うこともあるかもしれません。

でも、その普通の仕事を、

実際に何度も経験してきたこと

そのものが経験です。

最初から特別な実績を探す必要はありません。


「任されたこと」も振り返る

仕事に慣れてくると、

最初の頃にはしていなかったことを任されるようになる場合があります。

たとえば、

新人職員へ仕事を教えた。

レクリエーションの企画を担当した。

ご家族との連絡を任された。

事故防止について職員同士で検討した。

リーダーとして勤務した。

ほかの職種との調整に関わった。

などです。

役職がついていなくても、

周囲から頼まれて担当してきたこと

はないでしょうか。

そうした経験には、

自分では気づきにくい強みが隠れていることがあります。


「困った経験」から身についたこともある

順調にできた仕事だけが経験ではありません。

利用する方への対応に迷った。

先輩へ相談した。

うまく伝わらず、説明方法を変えた。

ヒヤリとする場面があり、その後は確認方法を変えた。

職員同士で意見が違い、話し合った。

こうした経験から、

どう考え、どう対応するようになったのか

も振り返ってみましょう。

たとえば、

「分からないことを自己判断せず確認するようになった」

「利用する方によって声のかけ方を変えるようになった」

「記録を残し、ほかの職員にも共有するようになった」

などです。

転職で生かせる経験は、

華やかな成功談ばかりではありません。

仕事の中で迷い、覚え、やり方を変えてきたこと

もまた、その人が積み重ねてきたものです。

利用者への介護や同僚との連携などこれまでの実務経験を生かして働く介護職員


「経験年数」を「できること」へ変えてみる

たとえば、

「特別養護老人ホームで4年間働きました」

だけで終わらせず、

特別養護老人ホームで4年間勤務し、食事・入浴・排せつなどの日常的な介助や、介護記録、職員間の情報共有を経験してきました。

とすると、仕事の中身が見えてきます。

さらに、

後輩職員へ仕事を説明する機会もあり、人に伝えるときは手順だけでなく理由も説明するよう心がけてきました。

と加えれば、

単なる年数ではなく、

その人がどのように働いてきたのか

まで伝わります。

転職活動では、

「介護経験○年」

という数字の中身を、自分の言葉で説明できるようにしておくことが大切です。


資格・経験・役割を、次の職場でどう生かすか

経験を整理できたら、次は、

それを次の職場でどう使いたいか

を考えてみましょう。

ここで大切なのは、

「経験者なのだから、何でもできると思われなければ」

と考えないことです。

施設が変われば、仕事の進め方も変わります。

利用する方も違います。

介護記録の方法や職員同士の連携方法が違うこともあります。

経験者であっても、

新しい職場では、新しく覚えることがあります。

そのうえで、

これまで身につけてきたものを持っていく。

この考え方が自然です。


資格を持っているなら「資格+実務経験」で考える

介護福祉士などの資格を持っている場合、

資格名だけを見るのではなく、

その資格を持ちながら、実際にどんな仕事をしてきたのか

まで考えます。

たとえば、

介護福祉士として施設介護を経験してきた。

認知症のある利用者と長く関わってきた。

後輩へ介護方法を説明してきた。

夜勤も経験してきた。

などです。

資格は大切な専門性の一つです。

ただ、

資格+これまでの実務

で考えることで、自分の経験をより具体的に伝えやすくなります。


リーダーや新人指導の経験も整理する

役職経験がある人だけが、職場の中で人を支えてきたわけではありません。

新人へ仕事を教えた。

困っている同僚へ声をかけた。

申し送りで情報を整理した。

ほかの職員と業務を調整した。

そうした経験も、

チームの中で働いてきた経験

として整理できます。

次の職場で、

新人育成に関わりたい。

リーダーを目指したい。

チームでの連携を大切にしたい。

と考えているなら、こうした経験はつながってきます。


経験が長いからといって、何でも生かせるとは限らない

ここは少し注意したいところです。

介護経験が長いことは、大切な経験です。

でも、

経験年数だけで転職先との相性が決まるわけではありません。

たとえば、

長く入所型施設で働いてきた人が、初めて別のサービス形態へ移るなら、新しく覚えることもあります。

リーダー経験があっても、次の職場では違う役割から始めることもあります。

だから、

「自分は経験者だから、このくらいできるはず」

と考えるより、

自分が経験してきたことの中で、次の職場でも生かせそうなものは何か

を考える方が現実的です。


「できること」と「これからやりたいこと」を分けてみる

最後に、

紙やスマホへ二つの欄を作ってみてください。

これまで経験してきたこと

と、

これから経験したいこと

です。

たとえば、

これまで

  • 入所施設での介護
  • 夜勤
  • 認知症のある方への対応
  • 新人への仕事説明

これから

  • 別の施設形態を経験したい
  • 介護技術をさらに学びたい
  • 資格を生かした仕事をしたい
  • 将来は後輩育成にも関わりたい

という具合です。

この二つが整理できると、

求人を見るときにも、

「自分の経験を生かせるか」

「これからやりたいことにつながるか」

という二つの視点で比べられるようになります。

求人探しは、

今の自分に合う職場を探すだけではありません。

これからの自分につながる職場を探すこと

でもあります。

実際の介護求人を見ながら、

「これまでの経験を生かせそうな仕事はあるかな」

と確認してみる方法もあります。

これまでの介護経験を生かせる仕事を探してみたい方へ

仕事内容や求められる資格・経験は求人によって異なります。これまで担当してきた仕事を思い浮かべながら、自分の経験を生かせそうな求人があるか確認してみましょう。

※仕事内容・応募資格・勤務条件は求人ごとに異なります。
※介護事業者の公式採用サイトへ移動します。

次は、

同じ介護職でも施設やサービスを変えると、働き方がどう変わるのか。

そして、給与・勤務条件・資格・キャリアをどう比較すればよいのかを考えていきます。

施設やサービスを変える転職も選択肢になる

介護職として転職するとき、

「次も今と同じ種類の施設で働くもの」

と思ってしまうことがあります。

でも、介護の経験を生かせる場所は一つではありません。

これまで入所型の施設で働いてきた人が、通所型のサービスに興味を持つこともあります。

反対に、日中を中心とした介護を経験してきた人が、利用する方の生活をより長い時間支える仕事を考えることもあるでしょう。

大切なのは、

「介護職を続ける=今までと同じ働き方を続ける」ではない

ということです。

働く場所が変われば、一日の仕事も変わる

同じ介護職でも、働く場所によって仕事の流れは変わります。

たとえば入所型の施設では、そこで生活する利用者を継続的に支援します。

デイサービスなどの通所型では、自宅で暮らす方が日中に施設を利用します。

訪問介護では、利用する方の自宅へ行って必要な支援を行います。

そのため、

利用する方との関わり方。

勤務時間。

夜勤の有無。

送迎。

移動。

職員同士の連携方法。

などにも違いがあります。

今の職場で身につけた経験をそのまま生かせる部分もあれば、新しく覚える部分もあるでしょう。

だからこそ、

「自分は介護経験者だから、次も同じ仕事を探す」

と最初から狭く考えなくてもよいのです。


今までの経験が、別の職場で生きることもある

たとえば、

利用する方の小さな変化に気づくこと。

介助するときに安全を確認すること。

ご本人の希望を聞くこと。

職員同士で情報を共有すること。

ご家族へ分かりやすく伝えること。

こうした経験は、働く施設が変わっても役立つ場合があります。

一方で、

「今までこの方法でやってきたから」

と、新しい職場でも同じやり方をそのまま使えるとは限りません。

新しい職場には、新しい利用者がいます。

新しい職員がいます。

仕事の進め方やルールもあります。

ですから経験者の転職では、

これまでの経験を生かすことと、新しい職場のやり方を学ぶことの両方

が大切になります。

「今までと違う仕事をしてみたい」も立派な転職理由

転職というと、

これまでの経験をできるだけそのまま使える会社を探した方がよいように思うかもしれません。

でも、

「違う施設形態を経験してみたい」

「日中中心の働き方に変えてみたい」

「もっと別の介護サービスを知りたい」

という考え方もあります。

経験を生かすとは、

同じ仕事を繰り返すことだけではありません。

これまで培ったものを土台にしながら、新しい仕事を覚える。

それも、経験者だからこそ選べる道の一つです。

介護施設やデイサービスなど、職場による仕事内容や働き方の違いを整理したい場合は、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

介護職は未経験から転職できる?仕事内容・資格・働き方を初心者向けに解説

介護経験を生かしながらこれまでとは異なる介護サービスで働く職員


給与・勤務時間・休日は「今より良いか」だけで比べない

経験者が転職先を探すとき、

現在の職場との比較は大切です。

今より給与が高い。

休日が多い。

通勤時間が短い。

夜勤回数が少ない。

こうした違いは、転職先を選ぶ大切な材料になります。

ただし、

一つの条件だけを切り取って「今より良い」と判断しない

ことも大切です。

給与が変わるなら、働き方も一緒に確認する

たとえば、

現在より月給が高い求人を見つけたとします。

それ自体は魅力的な条件です。

でも、その金額には、

夜勤手当が含まれているのか。

資格手当が含まれているのか。

役職や担当業務が変わるのか。

賞与はどうなっているのか。

なども確認してみましょう。

反対に、基本給だけを見ると大きく変わらなくても、

資格手当。

夜勤手当。

賞与。

昇給。

などを含めると条件の見え方が変わることもあります。

ですから、

給与額だけではなく、「どんな働き方をするとその金額になるのか」

まで見ることが大切です。


勤務時間は「今より楽そう」で決めない

勤務時間についても同じです。

たとえば、

「夜勤回数が減る」

という求人があったとします。

それは自分が希望していた条件かもしれません。

一方で、

早番や遅番の時間。

休日。

通勤。

仕事内容。

担当する利用者。

などを合わせると、日々の働き方はまた違って見えてきます。

介護職の転職では、

一つの条件を改善することだけでなく、生活全体で続けやすいか

を考えてみましょう。

「変えたい条件」と「残したい条件」を分ける

ここで、最初に整理した、

次の職場で何を変えたいか

へ戻ります。

たとえば、

夜勤回数は変えたい。

でも介護職として利用する方と直接関わる仕事は続けたい。

通勤時間は短くしたい。

でも資格取得を目指せる環境は残したい。

給与は見直したい。

でも休日まで減らしたくはない。

このように、

変えたいものと、今の働き方の中で残したいもの

を分けると、転職先を選びやすくなります。

転職は、

今の職場をすべて否定して、まったく違うものへ移ることではありません。

今までの働き方の中から、

残したいものは残し、変えたいものを変える

という選び方もできます。


条件は一つずつではなく「組み合わせ」で見る

求人を比較するときには、

給与。

勤務時間。

休日。

通勤。

仕事内容。

研修。

資格取得支援。

などを、できるだけ組み合わせて見てみましょう。

たとえば、

A社は給与が高い。

B社は休日が多い。

C社は資格取得支援が充実している。

というだけでは、自分に一番合う会社はまだ分かりません。

自分が次の転職で大切にしたい条件と照らし合わせる

ことで、初めて違いが見えてきます。

介護職の職場選びについて、仕事内容・勤務時間・研修・給与などをまとめて比較したい場合は、こちらの記事も参考になります。

介護職の転職で働きやすい職場を選ぶには?求人で確認したい7つのポイント

介護職としての仕事と自分の生活のバランスを考える経験者


資格取得・専門性・キャリアの道も確認する

経験者の転職では、

「次の会社へ入れるか」

だけでなく、

そこで働いた先に、どんな自分になれそうか

まで考えることができます。

これまでの介護経験を生かしながら、

資格を取得する。

専門性を深める。

後輩を育てる。

チームをまとめる。

新しい職種や役割へ進む。

さまざまな道があります。

もちろん、全員が管理職を目指す必要はありません。

現場で利用する方と関わり続けたい人もいるでしょう。

大切なのは、

自分がこれからどんな介護職として働きたいか

を考えてみることです。

今ある資格を、どう生かせるかを見る

すでに介護関係の資格を持っている場合は、

その資格を応募条件だけで終わらせず、

次の職場でどんな仕事につなげられるのか

も確認してみましょう。

資格を持っていることで、

担当できる仕事が広がることもあります。

資格手当の対象になる場合もあります。

今後のキャリアを考える材料になることもあるでしょう。

ただし、同じ資格を持っていても、職場によって求められる役割は異なります。

そのため、

「資格を持っているから、この仕事ができるはず」

と決めつけず、

求人で実際の仕事内容を確認する

ことが大切です。


これから取りたい資格があるなら、支援制度も見る

今後、

新しい資格を取りたい。

専門性を高めたい。

と考えているなら、転職先の資格取得支援も確認してみましょう。

見るポイントは、

どんな資格や研修が対象なのか。

費用について支援があるのか。

働きながら受講しやすい仕組みなのか。

利用条件があるのか。

などです。

資格取得支援があることだけではなく、

自分が目指している資格に使える制度なのか

まで見ることが大切です。


「上へ行く」だけがキャリアではない

キャリアアップと聞くと、

リーダー。

主任。

管理職。

といった役職を思い浮かべるかもしれません。

もちろん、それも一つの道です。

でも、

介護技術を深める。

特定の分野について詳しくなる。

新人育成に関わる。

利用する方との関わりを大切にしながら現場で働き続ける。

こうした働き方もあります。

役職が上がることだけが、介護職として成長することではありません。

自分は、

人をまとめる仕事に進みたいのか。

専門性を高めたいのか。

利用する方と直接関わる仕事を続けたいのか。

それによって、見るべき求人も変わってきます。


転職を「場所を変えるだけ」で終わらせない

介護経験者の転職では、

これまでの経験があるからこそ、

今までの仕事を振り返ることができます。

そして、

何を続けたいか。

何を変えたいか。

これから何を身につけたいか。

まで考えることができます。

だから次の職場を選ぶときは、

「今より条件が良い会社」だけでなく、「これからの自分につながる会社」

という視点も持ってみましょう。

経験を生かせる仕事があるか。

新しく学べることがあるか。

資格を生かせるか。

これから目指したい働き方につながるか。

実際の求人を見ると、その選択肢が少し具体的になります。

これまでの経験と、これからのキャリアを両方考えてみる

今まで担当してきた仕事を生かせるかだけでなく、資格取得支援や今後のキャリアも確認しながら、次の職場候補を探してみましょう。

※仕事内容・応募資格・各種制度・勤務条件は求人によって異なります。
※介護事業者の公式採用サイトへ移動します。

次は、

経験者が面接で何を伝え、何を確認すればよいのか。

そして、ここまで整理してきた経験や希望を使って、

実際の求人をどう見ればよいのか

を考えていきます。

経験者の面接では「できること」と「これから」を伝える

介護職として働いた経験があると、面接では、

「経験者なのだから、しっかりアピールしなければ」

と思うかもしれません。

でも、

何でもできます、と大きく見せる必要はありません。

施設が変われば、利用する方も変わります。

仕事の進め方や記録方法、職員同士の連携方法が違うこともあります。

経験者であっても、新しい職場では覚えることがあります。

だから面接では、

これまで実際にしてきたこと

そこで身につけたこと

これからやってみたいこと

を、自分の言葉で伝えることが大切です。

「介護経験○年」だけで終わらせない

たとえば、

介護職として5年間勤務してきました。

だけでも経験年数は伝わります。

でも、もう少し具体的にすると、その人がどのように働いてきたのかが見えてきます。

たとえば、

入所施設で5年間勤務し、食事・入浴・排せつなどの介助、介護記録、夜勤、職員同士の情報共有などを経験してきました。

さらに、

最近は新人職員へ仕事を説明する機会も増え、人に伝えるときには手順だけでなく、その理由も説明するよう心がけてきました。

と加えれば、

経験年数ではなく、経験の中身

を伝えられます。

華やかな実績を作る必要はありません。

日々の仕事で実際にしてきたことを、具体的に話すことが大切です。


「できること」と一緒に「これから」を伝える

経験者の転職でも、

これまでしてきた仕事だけを話して終わる必要はありません。

たとえば、

これまで入所施設で介護を経験してきました。今後は、これまでの経験を生かしながら、別のサービス形態についても学びたいと考えています。

あるいは、

介護福祉士として働いてきましたが、今後は介護技術をさらに深め、新人育成にも関われるようになりたいと思っています。

というように、

「今まで」から「これから」へつなげます。

転職先が知りたいのは、

過去に何をしてきたかだけではありません。

その経験を持って、

次の職場でどう働きたいのか

も大切な部分です。


前の職場を悪く言うより「次に求めるもの」を伝える

転職理由を聞かれることもあります。

そのとき、

前の職場への不満を長く説明するより、

次の職場で実現したい働き方

へ言葉を置き換えると伝わりやすくなります。

たとえば、

「夜勤がつらかった」

だけで終わらせず、

今後の働き方を考え、勤務時間も含めて長く続けられる職場を探したいと考えるようになりました。

「成長できなかった」

ではなく、

これまでの介護経験を生かしながら、新しい介護技術や資格についても学べる環境で働きたいと考えています。

という形です。

今までの職場を否定することより、

次に何を求めているのか

を伝える方が、今回の転職の目的も整理しやすくなります。


経験者だからこそ、面接で確認したいこともある

面接は、自分の経験を伝えるだけの場所ではありません。

自分が次の職場を確認する場

でもあります。

たとえば、

経験者として入社した場合、最初はどのような仕事を担当しますか。

これまでの介護経験は、どのような業務で生かせそうでしょうか。

夜勤はどのくらいの頻度がありますか。

資格取得を目指す場合、利用できる制度はありますか。

経験を積んだ後には、どのような役割やキャリアがありますか。

などです。

すでに介護の現場を知っているからこそ、

求人票を読んで、

「ここはもう少し聞いておきたい」

と気づくこともあるでしょう。

それは経験者の強みの一つです。

これまでの介護経験を生かし利用者や同僚と関わりながら働く介護職員


実際の求人を「経験者の目」で確認してみよう

ここまで、

これまでの経験。

次の職場で変えたいこと。

勤務条件。

資格。

キャリア。

について整理してきました。

では、実際の介護求人を見るときには、何を確認すればよいのでしょうか。

ここでは一つの介護事業者の採用情報を例に、

経験者だからこそ見ておきたい7つのポイント

を確認してみます。

大切なのは、

「この会社なら間違いない」

と先に決めることではありません。

自分が持っている経験と、これから希望する働き方を求人に当てはめること

です。

1.これまでの経験を生かせる仕事内容か

まず見るのは仕事内容です。

これまで、

入所施設で働いてきた。

デイサービスを経験してきた。

夜勤をしてきた。

認知症のある方への対応を経験してきた。

新人を教えてきた。

そうした経験の中で、

次の職場でも生かしたいものは何か

を考えます。

同じ「介護職」という募集でも、施設やサービスによって担当する仕事は違います。

職種名だけでなく、具体的な仕事内容まで確認しましょう。


2.新しく経験したい仕事があるか

経験を生かすだけでなく、

これから身につけたいもの

も見ます。

違う施設形態を経験したい。

介護技術をさらに学びたい。

資格を取得したい。

新人育成に関わってみたい。

将来はリーダー職も考えたい。

こうした希望があるなら、

今までと同じ仕事ができるかだけでなく、

次の経験につながる仕事があるか

も求人選びの材料になります。


3.勤務時間・休日・勤務地が希望と合うか

介護経験者なら、

実際にシフトで働く生活をイメージしやすいでしょう。

だからこそ、

勤務開始時間。

終了時間。

夜勤。

休日。

勤務地。

通勤。

などを、自分の生活へ具体的に当てはめてみます。

給与が上がるとしても、希望していた働き方と大きく違えば、今回の転職目的には合わないかもしれません。

反対に、

給与だけでは大きく変わらなくても、勤務時間や通勤が自分の希望に近づくなら、その意味は人によって違います。

自分が今回の転職で何を変えたかったのか

へ戻って確認しましょう。


4.持っている資格をどう生かせるか

介護福祉士などの資格を持っている場合は、

応募条件を満たしているかだけでなく、

その資格を実際の仕事でどう生かせるのか

も見ます。

資格手当の対象になるのか。

どのような仕事を担当するのか。

経験を重ねると役割がどう変わるのか。

なども確認してみましょう。

資格は取得した時点で終わるものではありません。

実務経験と組み合わせて、

これからどのように使っていくか

を考えることができます。


5.これからの資格取得や学びを支える仕組みがあるか

今回紹介する介護事業者ヒューマンライフケアでは、介護職員を対象に資格取得支援制度が設けられています。

認知症介護基礎研修のほか、介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修などについても支援内容が案内されています。

ただし、

制度があることと、自分がその制度を利用できることは同じではありません。

対象となる資格。

支援の内容。

利用条件。

などは、それぞれ確認する必要があります。

自分が今後取りたい資格があるなら、

「資格取得支援あり」

という言葉だけではなく、

自分の目指す資格に使える制度なのか

まで見てみましょう。


6.これからのキャリアを想像できるか

今回紹介する介護事業者ヒューマンライフケアでは、ケアスタッフについて段階的なキャリアパスが設けられています。

また、介護技術などを段階的に認定する社内資格も用意されています。

ここで大切なのは、

「制度が多い会社だから良い」

ということではありません。

自分は、

現場の介護をさらに深めたいのか。

後輩育成にも関わりたいのか。

専門性を高めたいのか。

リーダーや管理職を目指したいのか。

自分の希望する方向と、その職場で考えられる道が重なるか

を見ることです。

転職は、次の一年だけを決めるものではありません。

数年後の自分を少し想像してみると、求人の見え方が変わることがあります。


7.給与・手当を、仕事内容と一緒に納得できるか

最後は給与や手当です。

経験者なら、

現在の給与と比較することもあるでしょう。

そのときは、

基本給。

資格手当。

夜勤などに関する手当。

賞与。

昇給。

などを確認します。

ただし、

金額だけを現在の職場と比べないこと

も大切です。

どのような仕事を担当するのか。

夜勤はあるのか。

どんな役割を求められるのか。

休日はどうか。

通勤はどうか。

それらと組み合わせて、

自分がその条件に納得して働けそうか

を考えます。


7つを見たら、最後は「これまで+これから」で考える

仕事内容。

新しく経験できること。

勤務条件。

資格。

学べる環境。

キャリア。

待遇。

一つずつ見たら、最後に、

「これまでの自分」と「これからの自分」の両方に合っているか

を考えてみましょう。

経験者の転職は、

今までできる仕事を探すだけではありません。

これまでの経験を生かしながら、

今後できることを増やしていける職場を探す

こともできます。

求人を見ることと、応募することは別です。

まず実際の募集を見て、

「この仕事なら経験を生かせそう」

「ここなら次にやってみたいこともありそう」

という求人があるか確認してみましょう。

これまでの介護経験を生かし利用者や同僚と関わりながら働く介護職員


これまでの経験と、これからの希望を生かせる求人を探してみる

介護経験があるからといって、

次も同じ施設、同じ仕事を選ぶ必要はありません。

今まで身につけたものを生かしながら、

働き方。

仕事内容。

資格。

キャリア。

を変えることもできます。

ヒューマンライフケアの実際の求人を見ながら、

「これまでの自分を生かせるか」
「これからの自分につながるか」

の両方を確認してみてください。

これまでの介護経験を、次の職場へつなげてみる

仕事内容や勤務条件、資格取得支援、キャリアなどを確認しながら、これまでの経験とこれからの希望の両方に合いそうな求人を探してみましょう。

※仕事内容・応募資格・勤務条件・各種制度は求人によって異なります。
※気になる求人があれば、募集要項をよく確認したうえでご検討ください。
※介護事業者の公式採用サイトへ移動します。


まとめ|介護経験を「やり直す」のではなく、次へつなげよう

転職すると、

働く会社は変わります。

施設が変わることもあります。

同僚も変わります。

担当する仕事が変わることもあります。

でも、

これまで介護の仕事で積み重ねてきた時間まで、ゼロになるわけではありません。

利用する方へ声をかけたこと。

介助したこと。

いつもと少し違う様子に気づいたこと。

対応に迷ったこと。

先輩へ相談したこと。

同僚と情報を共有したこと。

新人へ仕事を教えたこと。

思うようにいかず、やり方を変えたこと。

それらは全部、

実際の仕事をする中で身につけてきた経験

です。

転職するときに、それを今の職場へ置いていく必要はありません。

そのまま持っていってよいのです。

ただし、

新しい職場には、新しい仕事があります。

新しい利用者がいます。

新しい人たちがいます。

新しいやり方もあります。

だから、

これまでの経験を大切にしながら、新しいものも学んでいく。

経験者の転職は、そんな始まり方でもよいのだと思います。


転職を考えると、

「今より良い会社へ行きたい」

と思うことがあります。

もちろん、それも自然です。

でも「良い会社」の意味は、人によって違います。

給与を変えたい人。

勤務時間を変えたい人。

違う施設を経験したい人。

資格を生かしたい人。

もっと学びたい人。

今までの介護経験を、より深めたい人。

だから、

「今の職場より良いか」だけでなく、「これからの自分につながるか」

という目でも求人を見てみてください。

これまで身につけたものを生かせる。

そして、

これから身につけたいものもある。

そんな職場なら、

転職は単に働く場所を変えることではなく、

これまでの仕事の続きを、違う場所で始めること

になります。

今まで歩いてきた道を、やり直す必要はありません。

その道から、

新しい道へつなげていけばいい。

介護で積み重ねてきた経験は、次の職場へ持っていけます。

次の仕事を探すときには、

「何を捨てるか」ではなく、

「何を持っていき、これから何を増やしたいか」

を考えてみてください。

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