リモートワーク未経験でも転職できる?おすすめ職種と求人の探し方を解説

リモートワーク転職

※本記事にはプロモーションを含みます。

はじめに

「リモートワークで働いてみたいけれど、経験がなくても転職できるのかな」

「パソコンを使う仕事に、それほど詳しくない」

「特別な資格やITスキルがないと難しそう」

リモートワークへの転職を考えたとき、このような不安を感じる方は少なくありません。

会社へ毎日出勤する働き方しか経験していないと、自宅で仕事をする姿は、少し特別なものに見えるかもしれません。

オンライン会議。

チャットでのやり取り。

自分で仕事の時間を管理する働き方。

なんとなく「パソコンに詳しい人だけの世界」に感じてしまうこともあります。

けれども、リモートワークは、それ自体が一つの職種というわけではありません。

営業、事務、カスタマーサポート、マーケティング、ITサポートなど、さまざまな仕事に取り入れられている働き方の一つです。

そのため、リモートワークをした経験がなくても、これまでの仕事で身につけた知識やスキルを活かして転職できる可能性はあります。

ただし、誰でも簡単に完全在宅の仕事へ転職できる、というわけでもありません。

職種の経験があるのか。

基本的なパソコン操作ができるのか。

週に何日か出社できるのか。

希望する条件によって、転職の難しさは変わります。

この記事では、リモートワーク未経験の方に向けて、

  • 未経験でもリモートワークへ転職できるのか
  • 「リモートワーク未経験」と「職種未経験」の違い
  • 未経験者が検討しやすい職種
  • 転職前に準備しておきたいこと
  • リモートワーク求人の探し方
  • 求人を選ぶときの注意点

を、順番に分かりやすく解説します。

いきなり完璧な働き方を目指さなくても大丈夫です。

まずは、自分のこれまでの経験が、どのような仕事に活かせそうかを一緒に考えていきましょう。

リモートワーク転職について自宅で考える女性

リモートワーク転職全体の進め方や、正社員求人を探すときの注意点については、
「正社員でリモートワーク転職を目指す方法|営業・マーケティングなどの経験者向け」で詳しく解説しています。


未経験からリモートワークへ転職することはできる?

結論からいうと、リモートワークをした経験がない方でも、リモートワークを取り入れている会社へ転職できる可能性はあります。

リモートワークは、会社とは別の場所で、パソコンやインターネットなどを使って仕事をする働き方です。

厚生労働省では、テレワークを、情報通信技術を活用して時間や場所を有効に使う柔軟な働き方と説明しています。

毎日自宅で働く会社もあれば、週に数日だけ自宅で働く会社、午前中だけ在宅勤務ができる会社など、実施方法はさまざまです。

つまり、

リモートワーク経験がないから応募できない

と、最初から諦める必要はありません。

ただし、求人によって求められる経験は違います。

「リモートワーク未経験でも応募できる求人」と「仕事内容そのものが未経験でも応募できる求人」は、同じではありません。

ここを混同しないことが、仕事選びの最初のポイントです。

「リモートワーク未経験」と「職種未経験」は違う

求人情報に書かれている「未経験」という言葉には、いくつかの意味があります。

大きく分けると、次の3つです。

1.リモートワークだけが未経験

営業や事務、マーケティングなどの仕事は経験しているものの、自宅で働いた経験がないケースです。

たとえば、会社へ出勤して法人営業をしてきた方が、オンライン商談を中心とする営業職へ転職する場合などが当てはまります。

この場合は、仕事内容についての経験があるため、これまでの実績や知識を転職先でも活かせる可能性があります。

リモートワークで使うチャットやオンライン会議の操作を覚える必要はありますが、仕事そのものを一から学ぶわけではありません。

3つの中では、比較的これまでの経験を活かしやすい転職といえるでしょう。

2.業界が未経験

職種の経験はあるものの、働く業界が変わるケースです。

たとえば、小売業で営業事務をしていた方が、IT企業の営業事務へ転職する場合です。

事務処理や電話対応、資料作成などの経験は活かせますが、商品やサービス、業界用語については新しく学ぶ必要があります。

応募書類では、

  • どのような事務を担当していたか
  • どれくらいの件数を処理していたか
  • どのようなソフトを使っていたか
  • 周囲とどのように連携していたか

を具体的に伝えることが大切です。

3.職種そのものが未経験

これまでとはまったく違う仕事へ転職するケースです。

たとえば、店舗で接客をしていた方が、WebマーケティングやITサポートへ転職する場合などです。

職種そのものが未経験の場合は、リモートワーク経験だけがない方と比べて、転職の難易度は少し上がります。

ただし、これまでの経験がすべて無駄になるわけではありません。

接客業の経験なら、

  • お客さまの話を聞く力
  • 分かりやすく説明する力
  • 問い合わせへ対応する力
  • クレームやトラブルへ対応した経験
  • 周囲のスタッフと協力する力

などを、カスタマーサポートや営業職で活かせることがあります。

大切なのは、前の仕事と新しい仕事の共通点を探すことです。

「未経験だから何もできない」と考えるのではなく、

今までしてきたことの中で、次の仕事にも使えそうなものはないか

と考えてみましょう。

意外な経験が、応募先で評価されることもあります。

リモートワーク転職における3種類の未経験について検討中


完全在宅だけに絞ると求人の選択肢が少なくなる

リモートワークへ転職するなら、

「どうせなら、一度も出社しなくてよい会社がいい」

と思う方もいるでしょう。

もちろん、完全在宅で働ける求人を探すこと自体は悪くありません。

ただし、最初から完全在宅だけに絞ると、応募できる求人が少なくなることがあります。

リモートワーク求人には、次のような違いがあります。

  • 原則として毎日在宅勤務
  • 月に数回だけ出社
  • 週に1日から3日程度出社
  • 入社直後や研修期間中は出社
  • 業務に慣れてから在宅勤務へ移行
  • 会社の判断で在宅勤務と出社を切り替える

求人票に「リモートワーク可」と書かれていても、一度も出社しなくてよいとは限りません。

特に未経験で入社する場合は、仕事を覚えるために、研修期間中の出社を求められることがあります。

そのため、最初は完全在宅だけでなく、

  • 週1日出社
  • 月に数回出社
  • 研修後にリモート勤務
  • 出社と在宅を組み合わせたハイブリッド勤務

まで候補に入れると、仕事を探しやすくなります。

最初の転職で経験を積み、その後、より在宅勤務の割合が高い仕事を目指す方法もあります。

一度の転職ですべての希望をかなえようとしなくても大丈夫です。

少しずつ、理想の働き方へ近づいていく考え方もあります。


未経験者が検討しやすいリモートワークの職種

ここからは、リモートワーク未経験の方が検討しやすい職種を見ていきましょう。

ただし、同じ職種でも、会社によって働き方は異なります。

「この職種なら必ず在宅勤務ができる」というわけではありません。

求人を見るときは、仕事内容だけでなく、出社頻度や研修方法も確認してください。

一般事務・営業事務

一般事務や営業事務では、次のような仕事を担当します。

  • データの入力
  • 書類や資料の作成
  • メールへの対応
  • 電話への対応
  • 見積書や請求書の作成
  • 営業担当者のサポート
  • スケジュールの管理

会社の書類や情報がデジタル化されている場合は、自宅から対応できる業務もあります。

事務職の経験がある方は、これまで使ってきたソフトや、担当していた業務を整理しておきましょう。

たとえば、

「見積書を作っていました」

だけでなく、

「営業担当者5人分の見積書作成と受発注入力を担当していました」

と具体的にすると、仕事の経験が伝わりやすくなります。

職種未経験の場合は、文字入力、メール、表計算ソフトなどの基本操作を練習しておくとよいでしょう。

ただし、書類の郵送や来客対応など、出社しなければできない仕事を含む事務職もあります。

求人票に「在宅勤務可」と書かれている場合も、どの業務を自宅で行うのか確認が必要です。


カスタマーサポート

カスタマーサポートは、商品やサービスを利用しているお客さまからの問い合わせに対応する仕事です。

主な対応方法には、

  • 電話
  • メール
  • チャット
  • オンライン通話

などがあります。

接客業、販売職、コールセンターなどで働いた経験がある方は、これまでのお客さま対応を活かせる可能性があります。

たとえば、

  • お客さまの話を落ち着いて聞く
  • 困っている内容を整理する
  • 分かりやすい言葉で説明する
  • 自分で判断できない場合は担当部署へ確認する
  • 対応内容を記録する

といった仕事です。

一見すると、店舗での接客と在宅でのカスタマーサポートは、まったく違う仕事に見えるかもしれません。

けれども、「相手の話を聞き、困りごとを解決する」という部分には共通点があります。

ただし、自宅で電話対応をする場合は、周囲の音が入らない静かな環境を求められることがあります。

勤務時間中に仕事へ集中できる場所を用意できるかも、確認しておきましょう。

自宅でオンラインによるお客さま対応をする女性


営業職・インサイドセールス

営業経験がある方は、営業職やインサイドセールスも候補になります。

インサイドセールスとは、電話、メール、チャット、オンライン会議などを使い、社内や自宅からお客さまへ営業活動を行う仕事です。

会社を訪問する営業とは違い、オンラインでのやり取りが中心になるため、リモートワークを取り入れている求人もあります。

これまで営業をしてきた方は、

  • 新規のお客さまを開拓した経験
  • 既存のお客さまを担当した経験
  • 売上や契約件数
  • 商談で工夫したこと
  • お客さまとの関係づくり
  • 見積書や提案資料を作った経験

などを整理しておきましょう。

対面営業しか経験していなくても、営業の基本がすべて変わるわけではありません。

相手の希望を聞くこと。

必要な情報を分かりやすく伝えること。

約束した期日を守ること。

こうした経験は、オンライン営業でも活かせます。

一方で、オンラインでは相手の表情や反応を読み取りにくいことがあります。

話す力だけでなく、メールやチャットで簡潔に伝える力も必要になります。

営業、マーケティング、カスタマーサクセスなどの経験を活かし、正社員のリモートワーク求人を探したい方は、
「正社員でリモートワーク転職を目指す方法|営業・マーケティングなどの経験者向け」も参考にしてください。


ITサポート・ヘルプデスク

ITサポートやヘルプデスクは、パソコンやシステムについて困っている人を支援する仕事です。

仕事内容には、

  • パソコン操作についての問い合わせ対応
  • アカウントやパスワードの管理
  • システムの使い方の案内
  • 不具合の内容確認
  • 担当部署への引き継ぎ
  • 対応履歴の入力

などがあります。

求人によっては、高度なプログラミング経験を必要としない場合もあります。

ただし、パソコンやインターネットについての基本的な知識は必要です。

分からないことを調べるのが苦にならない方や、相手に順序立てて説明するのが得意な方は、検討しやすいでしょう。

家族や職場の人から、

「パソコンの設定が分からないから教えて」

と頼まれることが多かった方は、その経験が意外な適性につながっているかもしれません。

職種未経験の場合は、パソコンの基本操作や、よく使われるIT用語から学んでおくと安心です。


Webマーケティング・コンテンツ制作の補助

Webマーケティングでは、インターネットを使って商品やサービスを知ってもらうための仕事を行います。

求人によっては、次のような補助業務から始めることがあります。

  • Webサイトへ文章を入力する
  • 記事や画像を確認する
  • SNSへの投稿を準備する
  • 広告の数値を表へ入力する
  • アンケート結果を整理する
  • メール配信を補助する
  • 競合する商品やサービスを調べる

営業、販売、広報、文章作成などの経験を活かせる場合があります。

ただし、「未経験でもすぐに高収入」といった仕事ではありません。

基本的なパソコン操作に加え、文章力、数字を確認する力、継続して学ぶ姿勢などが求められます。

最初から専門家として働くのではなく、アシスタントや補助業務から経験を積む方法もあります。


Webデザイナー・エンジニア

Webデザイナーやエンジニアは、リモートワークと相性のよい職種として紹介されることがあります。

ただし、完全な未経験から、学習せずにすぐ正社員として採用されるのは簡単ではありません。

Webデザイナーでは、デザインソフトの操作や、実際に作った作品をまとめたポートフォリオを求められることがあります。

エンジニアでは、プログラミングやシステムについての知識が必要になります。

興味がある場合は、

  • 基礎講座を受ける
  • 小さな作品を作る
  • 学習した内容を記録する
  • 未経験者向けの研修がある会社を探す
  • 最初は出社を含む求人も検討する

といった準備を進めましょう。

「リモートワークができそうだから」という理由だけで選ぶよりも、その仕事を続けて学びたいと思えるかどうかも大切です。

厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」では、職種ごとの仕事内容や、求められる知識・スキルなどを確認できます。気になる仕事を見つけたときは、実際の仕事内容を調べてから応募を検討しましょう。


自分の経験に近い職種から考えてみよう

ここまで、リモートワークを取り入れやすい職種を紹介してきました。

ただ、紹介した職種の中から、無理に一つを選ぶ必要はありません。

まずは、これまでの仕事を振り返ってみましょう。

  • お客さまへ説明したことがある
  • 電話やメールへ対応していた
  • 書類や資料を作っていた
  • 売上や在庫の数字を管理していた
  • 後輩へ仕事を教えていた
  • パソコンの操作を人に説明していた
  • SNSやブログの更新を担当していた

こうした経験の中に、次の仕事へつながる材料が隠れています。

リモートワーク経験がないことよりも、

これまで何をしてきたのか
それを新しい仕事でどう活かせるのか

を伝えることのほうが大切です。

次の章では、未経験からリモートワーク転職を目指すために、どのような準備をすればよいのかを具体的に解説します。


未経験からリモートワーク転職を成功させるための準備

リモートワークに向いていそうな職種が、少し見えてきたでしょうか。

「これなら、今までの経験を活かせるかもしれない」

そう思える仕事が一つでもあれば、十分な前進です。

ただ、すぐに求人へ応募する必要はありません。

まずは、これまでの経験や希望条件を整理しておきましょう。

少し準備をしてから求人を見ると、

「なんとなく良さそう」

だけで選ぶことが減り、自分に合った仕事を見つけやすくなります。

リモートワーク転職だからといって、特別な準備ばかりが必要なわけではありません。

一つずつ、できるところから進めていきましょう。


これまでの仕事を小さな作業に分けてみる

転職活動を始めると、

「あなたには、どのような経験がありますか」

と聞かれることがあります。

この質問、意外と答えにくいものです。

毎日当たり前のようにしてきた仕事ほど、自分では「特別な経験ではない」と思ってしまうからです。

たとえば、販売の仕事をしてきた方が、

接客しかしていません

と答えることがあります。

けれども、実際には接客だけではないはずです。

  • お客さまの希望を聞く
  • 商品について説明する
  • 電話やメールに対応する
  • 売上を確認する
  • 在庫を管理する
  • 新しく入った人へ仕事を教える
  • クレームや困りごとに対応する
  • 店内のスタッフと情報を共有する

こうして小さな作業に分けると、さまざまな経験が見えてきます。

たとえば、「お客さまの希望を聞く力」は、営業やカスタマーサポートでも活かせます。

「売上や在庫を管理した経験」は、営業事務やデータ入力の仕事につながるかもしれません。

「新しく入った人へ仕事を教えた経験」は、分かりやすく説明する力として伝えられます。

職種名だけを見るのではなく、その仕事の中で何をしてきたかを考えてみましょう。

経験を書き出すときの簡単な方法

難しく考えなくて大丈夫です。

紙やスマートフォンのメモに、次の3つを書いてみてください。

  1. 毎日していたこと
  2. ときどき任されていたこと
  3. 周りの人から頼まれることが多かったこと

たとえば、事務職なら次のようになります。

毎日していたこと

  • メールの確認
  • データ入力
  • 書類の作成
  • 電話対応

ときどき任されていたこと

  • 会議資料の準備
  • 新しい書式の作成
  • 業務マニュアルの修正

周りから頼まれることが多かったこと

  • 表計算ソフトの操作
  • 誤字や数字の確認
  • スケジュール調整

この中に、自分の強みが隠れていることがあります。

特別な資格や大きな実績だけが、転職で使える経験ではありません。

「正確に仕事を続けてきた」

「お客さまへ丁寧に対応してきた」

「周囲が困っているときに手伝ってきた」

そうした日々の積み重ねも、立派な経験です。

リモートワークを希望する理由を、応募企業への関心やこれまでの経験と結び付けると、志望動機として伝わりやすくなります。

営業・マーケティング・カスタマーサクセスなどの職種別例文や、自己PRの作り方は、次の記事で詳しく解説しています。

リモートワーク転職の志望動機・自己PRの書き方|職種別例文と面接での伝え方

転職に向けて仕事経験を書き出す女性

自分が経験してきた仕事を細かく整理したい方は、厚生労働省の
職業情報提供サイト「job tag」
も参考になります。職種ごとの仕事内容や、求められる知識・スキルなどを確認できます。


経験をリモートワークで使える言葉に置き換える

経験を書き出したら、次はそれをリモートワークでも伝わる言葉に置き換えてみましょう。

ここで大切なのは、難しい表現を使うことではありません。

応募先の会社が、

この人は、入社後にどのような仕事を任せられそうか

を想像できるようにすることです。

たとえば、次のように言い換えられます。

接客・販売の経験

「店舗で接客していました」

だけで終わらせず、

お客さまの希望を聞き、用途や予算に合わせて商品を案内していました

と伝えます。

これは、カスタマーサポートや営業の仕事にもつながる経験です。

一般事務の経験

「事務作業をしていました」

ではなく、

営業担当者の依頼を受け、見積書の作成、受注データの入力、メール対応を担当していました

と具体的にします。

事務の仕事は会社によって内容が違うため、何を担当していたのかを伝えることが大切です。

電話対応の経験

「電話を取っていました」

ではなく、

お客さまからの問い合わせ内容を聞き取り、自分で回答できない場合は担当部署へ引き継いでいました

と説明します。

これは、カスタマーサポートやヘルプデスクでも活かせる経験です。

後輩を指導した経験

「新人教育をしていました」

に加えて、

新しく入ったスタッフが一人で仕事を進められるよう、作業手順を説明し、困っている点を確認していました

と伝えます。

オンラインでは、相手に分かりやすく説明する力が特に大切です。

これまで人に何かを教えた経験がある方は、ぜひ書き出しておきましょう。


パソコンの基本操作を確認しておく

リモートワークでは、パソコンを使って仕事をすることが多くなります。

だからといって、最初から専門家のような知識が必要なわけではありません。

まずは、次のような基本操作ができるか確認してみましょう。

  • キーボードで文章を入力する
  • メールを送受信する
  • ファイルを保存する
  • ファイルを添付して送る
  • 文書作成ソフトを使う
  • 表計算ソフトへ数字や文字を入力する
  • オンライン会議へ参加する
  • チャットで連絡する
  • 共有されたファイルを開く

分からない操作があっても、そこで諦める必要はありません。

今から少しずつ練習すれば大丈夫です。

たとえば、家族や友人とオンライン通話をしてみる。

自分宛てにファイルを添付したメールを送ってみる。

表計算ソフトで簡単な家計表を作ってみる。

こうした小さな練習でも、操作への苦手意識は少しずつ減っていきます。

応募先によって使うソフトは違います。

すべてを先回りして覚える必要はありません。

まずは「パソコンを使った仕事に抵抗がない状態」を目指しましょう。


オンラインでのやり取りに慣れておく

リモートワークでは、同じ場所にいない相手と仕事を進めます。

そのため、対面で働くとき以上に、

  • 何をしているのか
  • どこまで進んでいるのか
  • 何に困っているのか
  • いつまでに終わるのか

を、言葉で伝えることが大切です。

隣の席で働いていれば、少し困った顔をしただけで、誰かが気づいてくれることもあります。

リモートワークでは、画面の向こうにいる相手には、その様子が見えません。

分からないことがあるときは、自分から質問する必要があります。

とはいえ、いつでも長い文章を書く必要はありません。

たとえば、

○○の入力まで完了しました。
△△について確認したいことがあるため、作業を止めています。

これだけでも、相手は状況を把握できます。

大切なのは、上手な文章を書くことより、必要な情報を相手へ伝えることです。

店舗や職場で、周囲へ報告・連絡・相談をしてきた方なら、その経験をリモートワークでも活かせます。

自宅からオンライン会議に参加する女性


自宅で仕事ができる環境を確認する

リモートワークを始める前に、自宅の環境も確認しておきましょう。

主に確認したいのは、次の点です。

  • インターネットへ安定して接続できるか
  • 仕事に集中できる場所があるか
  • オンライン会議で周囲の声や生活音が入りすぎないか
  • 仕事用の書類や情報を安全に管理できるか
  • 長時間座っても疲れにくい机や椅子があるか

最初から立派な仕事部屋を用意する必要はありません。

けれども、電話対応やオンライン会議が多い仕事では、周囲の音に配慮できる場所が必要になることがあります。

また、仕事で使うパソコンについても確認が必要です。

会社から貸与される場合もあれば、自分で用意する場合もあります。

求人票に書かれていなければ、応募前や面接時に確認しましょう。

テレワークの働き方や、導入・実施に関する基本的な情報は、厚生労働省の
テレワーク総合ポータル
でも確認できます。


希望する働き方に優先順位をつける

転職先に求める条件を考えることも大切です。

ただし、希望を思いつくまま並べると、かなり多くなります。

たとえば、

  • 完全在宅
  • 正社員
  • 未経験可
  • 年収アップ
  • 残業なし
  • 土日祝休み
  • 転勤なし
  • 研修が充実
  • 人間関係がよい
  • 興味のある仕事

できれば、全部かなえたいところです。

けれども、すべての条件を満たす求人を探そうとすると、応募できる会社がほとんどなくなることがあります。

そこで、希望条件を3つに分けてみましょう。

絶対に外せない条件

生活や健康、家庭の事情などから、どうしても必要な条件です。

たとえば、

  • 転居を伴う転勤がない
  • 一定の収入が必要
  • 土日は休みたい
  • 介護や育児のため、週に数日は在宅勤務が必要

などです。

できればかなえたい条件

大切ではあるものの、ほかの条件とのバランスで調整できるものです。

たとえば、

  • 完全在宅が理想だが、月に数回なら出社できる
  • 年収アップが理想だが、仕事内容がよければ現状維持でもよい
  • 残業なしが理想だが、月に数時間なら対応できる

といった条件です。

今回はこだわらなくてもよい条件

将来的にはかなえたいけれど、最初の転職では優先しなくてもよい条件です。

職種未経験からリモートワークへ挑戦する場合は、

まず経験を積める会社へ入り、その後さらに理想の働き方へ近づく

という方法もあります。

すべてを一度にかなえなくても大丈夫です。

転職は、人生を一回で完成させる試験ではありません。

転職先に求める条件を3段階に分けた図

今より少し働きやすくなる。

興味のある仕事へ一歩近づく。

そのくらいの気持ちから始めてもよいのです。

転職活動を始める前の希望条件や職歴の整理については、
「転職エージェントに登録する前に準備すること|初心者向けチェックリスト」
でも詳しく解説しています。


リモートワーク求人の探し方

準備ができたら、実際に求人を探してみましょう。

最初から一つの方法に絞る必要はありません。

求人サイト、ハローワーク、会社の採用ページ、転職支援サービスなどを組み合わせると、見つけられる求人の幅が広がります。


求人サイトで検索する

求人サイトでは、次のような言葉を使って検索します。

  • リモートワーク
  • 在宅勤務
  • テレワーク
  • フルリモート
  • 完全在宅
  • ハイブリッド勤務
  • 在宅勤務可
  • 未経験可

職種名も組み合わせてみましょう。

たとえば、

  • リモートワーク 営業事務
  • 在宅勤務 カスタマーサポート
  • テレワーク 営業 未経験
  • リモートワーク ITサポート
  • 在宅勤務 Webマーケティング アシスタント

といった検索方法です。

検索結果が少ないときは、「完全在宅」を「在宅勤務可」に変えてみます。

反対に、出社が難しい事情がある場合は、「フルリモート」「完全在宅」で探します。

同じように見える言葉でも、会社によって意味が違うことがあります。

求人票を開いたら、出社頻度まで確認しましょう。


ハローワークインターネットサービスを利用する

ハローワークの求人は、窓口だけでなく、インターネットでも検索できます。

詳細な検索条件の中にある「在宅勤務」を選ぶと、該当する求人を探せます。

ただし、求人票に「在宅勤務」と書かれていても、毎日自宅で働けるとは限りません。

仕事内容や特記事項を読み、次の点を確認しましょう。

  • 在宅勤務は週に何日できるのか
  • 研修期間中は出社が必要か
  • 居住地域に条件があるか
  • パソコンは会社から貸与されるか
  • 雇用形態は正社員か
  • 在宅勤務に切り替わる時期はいつか

全国のハローワークで受理された求人は、
ハローワークインターネットサービス
から検索できます。


興味のある会社の採用ページを見る

気になる会社が見つかったら、その会社の採用ページも確認してみましょう。

求人サイトには掲載されていない募集が、会社の公式サイトに載っている場合があります。

また、採用ページを見ると、

  • 会社が大切にしている考え方
  • 社員の働き方
  • 研修制度
  • リモートワーク制度
  • 選考の流れ
  • 求める人物像

などが分かることがあります。

ただし、採用ページに「柔軟な働き方」と書かれているだけでは、実際の出社頻度までは分かりません。

応募前に確認できなければ、面接で質問して大丈夫です。

転職では、会社が応募者を選ぶだけではありません。

応募者も、その会社で無理なく働けそうかを確認する立場です。

遠慮しすぎず、自分にとって大切な条件を確かめましょう。

未経験から求人を探す際は、リモートワークに向いている人・向いていないと感じやすい人の特徴も確認しておきましょう。

会社の働き方を調べる方法

厚生労働省の「しょくばらぼ」では、企業の勤務実態や採用状況など、職場に関する情報を調べられます。

すべての会社について同じ情報が掲載されているわけではありませんが、応募先を調べる方法の一つとして利用できます。

会社の働き方や採用状況などを調べる際は、厚生労働省の
職場情報総合サイト「しょくばらぼ」
も参考になります。


転職サイトと転職支援サービスを使い分ける

求人を自分のペースで探したい方には、転職サイトが向いています。

一方で、

  • 自分に合う職種がまだ分からない
  • 未経験でも応募できる求人か判断できない
  • リモートワークの実態が求人票だけでは分からない
  • 応募書類の書き方に自信がない
  • 一人で転職活動を進めるのが不安

という方は、転職支援サービスへ相談する方法もあります。

転職支援サービスでは、希望やこれまでの経験を伝えたうえで、求人を紹介してもらえる場合があります。

また、サービスによっては、応募書類の確認や面接準備などの支援を受けられます。

ただし、担当者から紹介された求人に、必ず応募する必要はありません。

希望と違う場合は、

完全在宅だけでなく週1回程度の出社も検討できますが、毎日の出社は難しいです

など、自分の条件を具体的に伝えましょう。

「リモートワークを希望します」だけでは、担当者も求人を絞りにくいことがあります。

  • 完全在宅を希望するのか
  • 月に何回まで出社できるのか
  • 研修期間だけなら出社できるのか
  • 通勤できる範囲はどこまでか
  • 希望する職種は何か

まで整理して伝えると、希望が伝わりやすくなります。

転職サイトと転職支援サービスの違いや、どちらを使うべきか迷っている方は、
「転職サイトと転職エージェントはどっちを使うべき?初心者向けに使い分けを解説」
も参考にしてください。


求人票だけで分からないことを確認する

リモートワーク求人は、求人票だけでは実際の働き方を判断しにくいことがあります。

たとえば「在宅勤務可」と書かれていても、

  • 上司の許可が必要
  • 入社から半年後に利用できる
  • 育児や介護など一定の事情がある人だけ利用できる
  • 週1日だけ利用できる
  • 基本的には出社で、必要な場合のみ在宅勤務

という可能性もあります。

求人票を読んで分からない点は、応募前または面接時に確認しましょう。

確認したい質問の例は、次のとおりです。

現在、この職種では週に何日ほどリモートワークをしていますか。

入社後の研修は、出社とオンラインのどちらで行われますか。

リモートワークを開始できる時期に決まりはありますか。

パソコンや通信機器は、会社から貸与されますか。

将来、リモートワーク制度が変更される可能性はありますか。

質問することは、わがままではありません。

入社後の「思っていた働き方と違った」を減らすための、大切な確認です。

リモートワーク求人についてオンライン相談する女性


求人票だけでは、実際の出社頻度や研修期間まで分からないことがあります。
自分の経験で応募できる求人を知りたい方や、リモートワークの条件を確認しながら探したい方は、転職支援サービスへ相談する方法もあります。

※Remoful(リモフル)は、営業・マーケティング・カスタマーサクセスなど、ビジネス職の経験者を主な対象としています。経験によっては、紹介できる求人が限られる場合があります。

求人の状況や利用条件は時期によって異なります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

リモフルについて簡単に知りたいという方は以下の記事もご参照ください。


https://affectionate-lion-ccoowf0.gamma.site

求人をたくさん見ることにも意味がある

準備を整えたからといって、すぐ応募先を決める必要はありません。

まずは、いくつかの求人を見比べてみましょう。

求人を見ていると、

  • よく求められているスキル
  • 自分の経験を活かせそうな仕事
  • 足りない知識
  • 現実的な給与水準
  • リモートワークの出社頻度
  • 未経験者向け求人の傾向

が少しずつ分かってきます。

最初は求人票に知らない言葉が多くても大丈夫です。

気になる言葉を一つずつ調べているうちに、仕事への理解が深まります。

転職活動というと、「応募すること」ばかりを考えてしまいます。

けれども、求人を見ることも立派な転職活動です。

今日は求人を3件見た。

知らない職種を一つ調べた。

希望条件を一つ整理した。

それだけでも、昨日より前へ進んでいます。

焦らず、少しずつ自分に合った働き方を探していきましょう。

リモフルについて簡単に知りたい方は、以下の記事もご参照ください。

https://affectionate-lion-ccoowf0.gamma.site

次の章では、リモートワーク求人を選ぶときに見落としやすい注意点や、応募書類・面接で伝えたいことを解説します。


リモートワーク求人を選ぶときの注意点

求人票を見ていると、魅力的な言葉が目に入ります。

通勤時間を減らせたり、自宅で落ち着いて働けたりすることを考えると、つい応募したくなるかもしれません。

けれども、同じように見える言葉でも、実際の働き方は会社によってかなり違います。

求人票の見出しだけを見て、

きっと毎日、自宅で働けるのだろう

と判断するのは、少し早いかもしれません。

入社後に「想像していた働き方と違った」とならないように、確認したいポイントを一つずつ見ていきましょう。


「完全在宅」と「在宅勤務可」は同じではない

まず確認したいのが、出社頻度です。

リモートワーク求人では、次のような表現が使われます。

  • 完全在宅
  • フルリモート
  • 原則在宅勤務
  • リモートワーク中心
  • 在宅勤務可
  • テレワーク制度あり
  • ハイブリッド勤務

似た言葉が並んでいますが、意味がすべて同じとは限りません。

たとえば「在宅勤務可」と書かれていても、

  • 週に数日は出社する
  • 月に数回の出社がある
  • 上司の許可を受けた日だけ利用できる
  • 入社後しばらくは出社する
  • 一定の条件を満たしてから利用できる

という場合があります。

ハローワークインターネットサービスでも、「在宅勤務」の求人に、週1回や月1回などの出勤が必要なものがあると案内されています。(ハローワーク)

  • 週に何日出社するのか
  • 毎週決まった出社日があるのか
  • 急な出社を求められることがあるのか
  • 研修期間中はどこで働くのか
  • 出張やお客さま先への訪問があるのか
  • 居住地域に条件があるのか

「フルリモート」と書かれている場合も、面接や研修、全社集会などで出社する可能性がないか確認しておくと安心です。

リモートワーク求人の勤務条件を確認する女性


研修期間中の働き方を確認する

未経験から転職する場合は、研修期間中の働き方も大切です。

求人には「リモートワーク可」と書かれていても、

  • 最初の1か月は毎日出社
  • 仕事を一人で進められるようになるまでは出社
  • 研修だけ本社で実施
  • 試用期間終了後から在宅勤務

といった条件が設けられていることがあります。

出社できる方にとっては、最初に直接教えてもらえることが安心につながる場合もあります。

その一方で、家庭の事情や居住地域によって出社が難しい方にとっては、重要な確認事項です。

面接では、次のように質問すると自然です。

入社後の研修は、出社とオンラインのどちらで行われますか。

通常のリモート勤務へ移るまでの目安を教えていただけますか。

研修期間中の出社頻度は、どのくらいでしょうか。

条件を確認することは、働く意欲がないという意味ではありません。

長く働くために必要な、大切な確認です。


リモートワーク制度の利用条件を確認する

会社にリモートワーク制度があっても、すべての社員や職種が自由に利用できるとは限りません。

たとえば、

  • 一定の勤続期間が必要
  • 上司の承認が必要
  • 対象となる職種が限られている
  • 自宅の通信環境に条件がある
  • 会社指定の地域に住む必要がある
  • 人事評価や業務状況によって利用可否が決まる

といったルールがある場合もあります。

厚生労働省のテレワーク総合ポータルでは、テレワークの勤務ルールについて、就業規則などに定め、社員へ適切に知らせることが望ましいと案内しています。(テレワーク総合ポータル)

入社直後から利用できますか。

利用するための条件や申請はありますか。

と聞いてみましょう。

制度があるかどうかだけでなく、実際に利用されているかを見ることが大切です。

テレワークの勤務ルールや労務管理について確認したい方は、厚生労働省の
「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」
も参考になります。


パソコンや通信費の負担を確認する

リモートワークでは、仕事に必要な機器や通信環境も確認しておきたいところです。

主な確認項目は、次のとおりです。

  • パソコンは会社から貸与されるか
  • ヘッドセットやモニターは支給されるか
  • インターネット回線は自分で用意するのか
  • 通信費や電気代の補助があるか
  • 仕事用の机や椅子に補助があるか
  • 故障した場合は誰が対応するのか

会社からパソコンが貸与される求人もあれば、自分のパソコンを使う求人もあります。

自分のパソコンを使う場合は、必要な性能やセキュリティ対策も確認しましょう。

また、リモートワークでは、自宅の電気代や通信費が増えることがあります。

大きな金額ではないように見えても、毎月続く費用です。

給与だけでなく、仕事を始めるために自分がどのくらい負担するのかも見ておきましょう。


勤務時間と連絡方法を確認する

自宅で働くからといって、好きな時間に自由に働けるとは限りません。

正社員のリモートワークでは、会社が定めた勤務時間に働く求人が多くあります。

求人票では、次の点を確認します。

  • 始業時刻と終業時刻
  • フレックスタイム制度の有無
  • 必ず勤務する時間帯があるか
  • 残業の有無
  • 休日や夜間の連絡があるか
  • 業務中の連絡方法
  • 離席するときのルール

オンライン上で常に連絡が取れることを求める会社もあれば、成果や期限を重視する会社もあります。

リモートワークという言葉だけでは、会社の管理方法までは分かりません。

面接では、

皆さんは普段、どのように進捗を共有していますか。

業務中の連絡には、主にどのような方法を使っていますか。

残業が発生するのは、どのような時期でしょうか。

と質問すると、実際の働き方をイメージしやすくなります。


雇用形態を必ず確認する

「在宅でできる仕事」を探していると、正社員以外の求人も多く表示されます。

たとえば、

  • 契約社員
  • 派遣社員
  • パート・アルバイト
  • 業務委託
  • フリーランス向け案件

などです。

働き方にはそれぞれ良い点がありますが、正社員と業務委託では、契約内容や受けられる保障が異なります。

特に業務委託は、会社に雇用される働き方ではありません。

求人を見るときは、

  • 雇用形態
  • 給与の支払方法
  • 社会保険
  • 契約期間
  • 交通費や必要経費
  • 有給休暇
  • 試用期間

を確認しましょう。

「月収例」だけを見て判断せず、自分が希望する働き方と合っているかを見ることが大切です。


条件が良すぎる求人には慎重になる

リモートワークを探していると、

  • 未経験でも誰でも高収入
  • スマートフォンだけで簡単
  • すぐに大きく稼げる
  • 作業を始める前に教材を購入する
  • 登録料やサポート料が必要

といった募集を目にすることがあります。

仕事を始めるためとして、高額な教材費や登録料などを求められる場合は、すぐに支払わず、募集元や契約内容を確認しましょう。

国民生活センターにも、副業・在宅ワークを始めるためとして、高額なパソコンや教材などを購入させられた相談が寄せられています。(国民生活センター FAQ)

仕事をして報酬を受け取るはずなのに、なぜ先に高額なお金を支払うのだろう

と感じたときは、一度立ち止まってください。

家族や信頼できる人へ相談したり、会社名や運営元を調べたりすることも大切です。

在宅ワークや副業に関する契約トラブルは、
国民生活センター「内職・副業に関する消費者トラブルFAQ」
でも確認できます。


応募書類で伝えたいこと

応募したい求人が見つかったら、履歴書や職務経歴書を準備します。

リモートワーク求人だからといって、特別な書類を作る必要はありません。

ただし、

自宅でも周囲と連携しながら、きちんと仕事を進められる人

だと伝わる内容を入れると、応募先が働く姿を想像しやすくなります。


リモートワークを希望する理由を前向きに伝える

リモートワークを希望する理由は、人によって違います。

通勤時間を減らしたい方もいれば、家庭と仕事を両立したい方、集中できる環境で働きたい方もいるでしょう。

どの理由も、本人にとっては大切です。

ただし、応募書類や面接で、

通勤したくないからです。

人と顔を合わせずに働きたいからです。

だけを伝えると、仕事への意欲が伝わりにくくなることがあります。

本音を隠す必要はありませんが、仕事の面も加えて伝えてみましょう。

たとえば、

通勤時間を減らすことで、仕事に集中できる時間を確保し、長く安定して働きたいと考えています。

これまでの営業経験を活かしながら、オンラインでお客さまへ分かりやすく提案できる力を身につけたいと考えています。

自宅でも時間と進捗を管理し、周囲とこまめに連絡を取りながら仕事を進めたいと考えています。

という伝え方があります。

「リモートワークをしたい」という希望だけでなく、その環境でどのように働きたいかを加えるのがポイントです。


これまでの経験を具体的に書く

職務経歴書では、仕事の名前だけでなく、実際に担当してきたことを書きます。

たとえば、

一般事務を担当

だけでは、仕事内容が十分に伝わりません。

次のように具体的にします。

営業部門で、見積書作成、受発注データの入力、請求書処理、電話・メール対応を担当しました。

さらに数字で示せる場合は、

営業担当者5人を支援し、月に約80件の受発注入力を担当しました。

と書くと、仕事の量や範囲が伝わります。

数字がない仕事でも、

  • どのような人と連携したか
  • 何を工夫したか
  • どのような問題に対応したか
  • 周囲から何を任されていたか

を書けば、経験を具体的にできます。

リモートワーク転職に向けて職務経歴書を作成する女性



リモートワークで活かせる行動を書く

リモートワーク経験がなくても、次のような経験は伝えられます。

  • 期限を守って仕事を進めた
  • 一人で担当業務を管理した
  • メールや電話で周囲と連携した
  • 分からないことを自分から質問した
  • 進捗を上司へ報告した
  • マニュアルを見ながら仕事を覚えた
  • 新しいソフトや業務を学んだ
  • お客さまへ分かりやすく説明した

たとえば、

店舗勤務のため、リモートワークの経験はありません。

だけで終わる必要はありません。

続けて、

店舗では、売上や在庫の状況を本部へ毎日報告し、ほかの店舗ともメールや電話で情報を共有していました。

と書けば、離れた相手と連携した経験を伝えられます。

リモートワーク未経験であることを隠すよりも、未経験でも活かせる経験と、これから学ぶ姿勢を伝えるほうが自然です。

履歴書や職務経歴書を含め、転職活動をどの順番で進めればよいか迷う方は、
「転職活動は何から始める?初心者向け7ステップ」
も参考にしてください。


面接で確認・アピールしたいこと

リモートワーク求人の面接では、一般的な転職面接の質問に加えて、

  • 自宅で仕事を進められるか
  • 自分で時間を管理できるか
  • オンラインで周囲と連携できるか
  • パソコン操作に抵抗がないか
  • 困ったときに自分から相談できるか

を確認される場合があります。

特別に格好よく答えようとしなくても大丈夫です。

これまでの仕事で実際に行ってきたことを、具体的に話しましょう。


自己管理について具体例を用意する

「自己管理ができます」と言うだけでは、少し伝わりにくいかもしれません。

実際の行動を加えてみましょう。

毎朝、その日に対応する仕事を一覧にし、期限の近いものから取り組んでいました。

複数のお客さまへの対応が重なったときは、緊急度を確認し、上司へ進捗を報告しながら進めました。

作業の抜けを防ぐため、確認表を作り、完了したものへ印を付けていました。

このような経験は、リモートワークでも活かせます。


分からないときの行動を伝える

リモートワークでは、分からないことを抱え込まない姿勢も大切です。

面接で、

一人で仕事をしていて分からないことがあったら、どうしますか。

と聞かれた場合は、

まずマニュアルや過去の資料を確認します。それでも判断できない場合は、分からない点と自分で確認した内容を整理して、早めに担当者へ質問します。

といった答え方があります。

「何でも自分だけで解決します」と無理に言う必要はありません。

仕事では、適切なタイミングで周囲へ相談することも大切です。


オンライン面接の環境を整える

面接そのものがオンラインで行われる場合もあります。

面接の前には、次の点を確認しておきましょう。

  • インターネット接続
  • カメラとマイク
  • 使用するオンライン会議サービス
  • 背景に映るもの
  • 周囲の音
  • 顔が暗く見えないか
  • パソコンやスマートフォンの充電
  • 緊急時の連絡先

開始時刻の直前に初めて接続すると、音が出ない、カメラが映らないといったことがあります。

少し早めに準備し、家族や友人と一度テストしておくと安心です。

背景は、立派な仕事部屋でなくても構いません。

整理された壁やカーテンなど、落ち着いて話せる場所を選びましょう。

自宅からリモートワーク求人のオンライン面接を受ける女性



面接は、こちらが会社を知る時間でもある

面接では、応募者が会社から質問されます。

けれども、会社の働き方を確認する時間でもあります。

リモートワークについては、次のような質問を用意しておくとよいでしょう。

この職種では、現在どのくらいの頻度で出社していますか。

入社後の研修や仕事の引き継ぎは、どのように行われますか。

リモートワーク中は、どのように業務の進捗を共有していますか。

困ったときに相談できる仕組みはありますか。

パソコンや仕事に必要な機器は、会社から貸与されますか。

リモートワークを利用するための条件はありますか。

質問をすべて聞く必要はありません。

自分にとって特に大切なものを、2つか3つ選んでおきましょう。

面接で質問しにくかった場合は、転職支援サービスの担当者を通して確認できることもあります。


リモートワーク転職でよくある質問

ここでは、未経験からリモートワーク転職を目指す方が感じやすい疑問をまとめます。


リモートワーク経験がなくても応募できますか?

応募条件にリモートワーク経験が書かれていなければ、応募できる可能性があります。

リモートワークの経験がなくても、募集職種の経験がある方や、パソコンの基本操作ができる方は、これまでの経験を活かせることがあります。

求人票に「未経験可」と書かれている場合も、何が未経験でもよいのかを確認しましょう。

「リモート勤務が未経験でもよい」のか、「職種そのものが未経験でもよい」のかで意味が変わります。


パソコンを持っていなくても応募できますか?

会社から仕事用のパソコンが貸与される求人もあります。

一方、自分で用意する求人もあります。

求人票に書かれていなければ、応募前や面接で確認しましょう。

会社の情報を扱うため、個人用パソコンの利用を禁止している会社もあります。


特別な資格は必要ですか?

資格が必須でない求人もあります。

ただし、パソコンの基本操作や、募集職種に関する知識を求められることはあります。

資格を取ることだけに時間を使うのではなく、求人票を見て、実際に何を求められているか確認しましょう。


地方に住んでいても応募できますか?

全国から応募できる求人もあります。

ただし、完全在宅と書かれていても、

  • 一定の地域に住んでいること
  • 本社へ必要に応じて出社できること
  • 研修へ参加できること

を条件としている場合があります。

応募前に、勤務地や居住地域の条件を確認してください。


子育て中でもリモートワークはできますか?

子育てをしながらリモートワークをしている方もいます。

ただし、在宅勤務は「勤務時間中に自由に家事や育児ができる働き方」とは限りません。

オンライン会議や電話対応がある仕事では、決められた時間に業務へ集中できる環境が必要です。

保育園や家族の協力なども含め、無理なく働ける形を考えておきましょう。


いきなり完全在宅を目指してもよいですか?

完全在宅を希望すること自体は問題ありません。

ただし、職種未経験の場合は、完全在宅だけに絞ると、応募できる求人が少なくなることがあります。

最初は、

  • 週1回程度の出社
  • 月に数回の出社
  • 研修期間だけ出社
  • 出社と在宅を組み合わせる働き方

まで候補に入れると、選択肢が広がります。

まず経験を積み、その後、より在宅勤務の割合が高い仕事を目指す方法もあります。


転職支援サービスへ相談したら、必ず応募しなければなりませんか?

紹介された求人へ、必ず応募する必要はありません。

希望と違う場合は、断って大丈夫です。

たとえば、

仕事内容には興味がありますが、毎週3日の出社は難しいです。

完全在宅に限定していませんが、月に数回程度の出社を希望しています。

と具体的に伝えると、希望を理解してもらいやすくなります。

担当者へ希望を伝えるためには、登録前に条件や職歴を簡単に整理しておくと安心です。

転職支援サービスへ相談する前に用意するものは、
「転職エージェントに登録する前に準備すること|初心者向けチェックリスト」
で詳しく解説しています。


まとめ|未経験でも、これまでの経験は活かせる

リモートワークをしたことがないと、

「自分には難しいかもしれない」

と感じることがあります。

けれども、リモートワークは特別な人だけができる職種ではありません。

営業、事務、カスタマーサポート、ITサポートなど、さまざまな仕事に取り入れられている働き方です。

これまで会社や店舗へ出勤して働いてきた方にも、

  • お客さまの話を聞く力
  • 分かりやすく説明する力
  • 期限を守る力
  • 周囲へ報告する力
  • 困ったときに相談する力
  • パソコンを使って情報を整理する力

があります。

それらは、リモートワークでも活かせます。

大切なのは、最初から完璧な在宅勤務を目指すことではありません。

自分の経験に近い職種を探す。

求人票の条件を丁寧に確認する。

必要なパソコン操作を少しずつ練習する。

応募先へ、これまでの経験を具体的に伝える。

一つずつ進めていけば大丈夫です。

今日、求人を一つ見るだけでも前進です。

職歴をノートに書き出すだけでも、立派な転職活動です。

焦らず、自分に合った働き方へ少しずつ近づいていきましょう。

リモートワーク転職全体のメリット・注意点や、経験者向け求人の探し方については、
「正社員でリモートワーク転職を目指す方法」
もあわせてご覧ください。

リモートワーク転職へ一歩踏み出す女性


未経験からリモートワーク求人を探す場合、求人票だけでは、実際の出社頻度や研修方法まで分からないことがあります。

「自分の経験で応募できる仕事があるのか知りたい」
「希望する働き方を、どのように伝えればよいか分からない」

そんなときは、リモートワーク求人を扱う転職支援サービスへ相談する方法もあります。


※Remoful(リモフル)は、営業・マーケティング・カスタマーサクセスなど、ビジネス職の経験者を主な対象としています。経験によっては、紹介できる求人が限られる場合があります。

※求人の内容や利用条件は時期によって異なります。最新情報は公式サイトでご確認ください。


Remoful(リモフル)は、リモートワーク×ビジネス職専門の転職エージェント
リモートワークに精通したアドバイザーがキャリアアップ転職を徹底サポートします。

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