転職エージェントに登録する前に準備すること|初心者向けチェックリスト

転職の始め方

はじめに

「転職エージェントに登録してみたいけれど、何を準備しておけばいいの?」

「職務経歴書がまだできていないけど、登録して大丈夫?」

「希望条件がはっきりしていない状態で相談してもいいの?」

転職エージェントに登録する前は、こうした不安が出てきます。

でも、最初にお伝えしたいのは、完璧に準備できていなくても、転職エージェントには登録できるということです。

職務経歴書が完成していなくても、希望条件がまだぼんやりしていても、相談できる場合は多いです。

ただし、まったく何も考えずに登録するよりは、少しだけ準備しておいた方が、面談や求人紹介がスムーズになります。

この記事では、転職エージェントに登録する前に準備しておきたいことを、初心者向けに分かりやすく整理します。

「これだけ見ておけば大丈夫」というチェックリストとして使ってください。

転職エージェントの仕組みや転職サイトとの違いを先に知りたい方は、「転職エージェントとは?転職サイトとの違いを初心者向けに解説」も参考にしてください。

転職エージェントに登録する前に完璧な準備は必要?

まず安心してほしいのですが、転職エージェントに登録する前に、すべてを完璧に整える必要はありません。

むしろ、最初から完璧に準備できる人の方が少ないです。

転職理由も、希望条件も、職務経歴書も、最初はぼんやりしていて当然です。

転職活動は、動きながら整理していくものでもあります。

職務経歴書が未完成でも登録はできる

「職務経歴書がまだできていないから、転職エージェントには登録できないのでは?」

と思う方もいるかもしれません。

でも、多くの場合、職務経歴書が未完成でも登録できます。

もちろん、完成した職務経歴書があれば話は早いです。

ただ、最初から立派な書類を用意しなくても、これまでの仕事をざっくりメモしておけば十分なこともあります。

たとえば、

・どんな会社で働いていたか
・どんな仕事を担当していたか
・何年くらい経験があるか
・使ったことがあるツールや資格はあるか

このくらいをメモしておくだけでも、面談で話しやすくなります。

職務経歴書は、面談後に担当者のアドバイスを受けながら直していけば大丈夫です。

最初から完成版を目指さなくてよいのです。

希望条件があいまいでも相談できる

「自分が何をしたいのか、まだよく分からない」

これも、転職初心者にはよくあることです。

希望職種がはっきりしていない。

年収をどのくらい希望してよいか分からない。

今の仕事を辞めたい気持ちはあるけれど、次に何をしたいのか分からない。

こういう状態でも、相談できる場合はあります。

ただし、最低限の希望だけは少し考えておくとよいです。

たとえば、

・勤務地はどのあたりがよいか
・残業はどのくらいまでなら許容できるか
・正社員を希望するのか
・今すぐ転職したいのか、数か月後でよいのか
・今の仕事で何が不満なのか

このあたりを考えておくだけでも、担当者に状況が伝わりやすくなります。

完璧な答えでなくて構いません。

「まだ迷っています」と伝えても大丈夫です。

準備しておくと紹介の精度が上がりやすい

転職エージェントは、あなたの経験や希望をもとに求人を紹介します。

そのため、事前に少し整理しておくと、担当者もあなたの状況を理解しやすくなります。

逆に、

「何でもいいです」
「とにかく良い求人をお願いします」

だけだと、担当者も求人を選びにくくなります。

もちろん、最初は分からなくて当然です。

それでも、

「勤務地はこのあたりが希望です」
「残業はできれば少なめがいいです」
「事務経験を活かしたいです」
「年収は今より大きく下げたくありません」

このくらい伝えられるだけでも、紹介される求人の方向性が定まりやすくなります。

登録前に準備することチェックリスト

まず、全体像を見ておきましょう。

転職エージェントに登録する前に、次の項目を少し整理しておくと安心です。

準備すること目的
転職理由を整理するなぜ転職したいかを伝えるため
希望条件を考える求人紹介の方向性を決めるため
職歴をメモする経験や強みを伝えるため
スキル・資格を整理する応募できる求人を広げるため
転職時期を考える紹介や応募のペースを決めるため
連絡可能な時間を決める面談や連絡をスムーズにするため
質問したいことをメモする不安を解消するため

全部を完璧に書き出す必要はありません。

スマートフォンのメモアプリやノートに、思いつく範囲で書いておけば十分です。

大切なのは、頭の中だけで考えないことです。

少しでも文字にすると、自分の考えが見えやすくなります。

準備1|転職理由を整理する

最初に整理したいのは、転職理由です。

なぜ転職したいのか。

ここがぼんやりしたままだと、求人を選ぶときにも迷いやすくなります。

ただし、最初から立派な理由にしなくて大丈夫です。

きれいな理由でなくてもよい

転職理由というと、前向きで立派なことを言わなければいけない気がします。

でも、最初のメモの段階では、本音で構いません。

たとえば、

・給料を上げたい
・人間関係がつらい
・残業を減らしたい
・今の会社の将来が不安
・仕事内容が合わない
・もっと落ち着いて働きたい
・正社員になりたい
・家から近い職場にしたい

こうした理由でもよいのです。

むしろ、本音を書き出さないと、本当に変えたいことが見えてきません。

「人間関係がつらい」と思っているのに、「キャリアアップしたい」とだけ考えても、次の職場選びでまた同じように悩むかもしれません。

まずは、本音で書き出してみましょう。

面談では前向きな言い方に整理する

本音を書き出したら、次は面談で伝えやすい形に整理します。

たとえば、

「人間関係がつらいので辞めたい」

という理由は、本音としては大切です。

ただ、面談や面接では、

「今後は、チームで協力しながら落ち着いて働ける環境を探したい」

というように、少し前向きな言い方に整えることができます。

「残業が多くてつらい」なら、

「長く働き続けるために、残業時間を抑えながら経験を活かせる職場を探したい」

という形にできます。

このあたりは、自分一人で完璧に言い換えなくても大丈夫です。

転職エージェントに相談しながら整理していけばよい部分です。

転職理由をメモしておく例

たとえば、次のようにメモしておくと話しやすくなります。

現職では残業が多く、長く働き続けるイメージが持てない。
次は、残業時間を抑えながら、事務経験を活かせる仕事を探したい。

このくらいで十分です。

大切なのは、

「何が不満なのか」
「次はどう働きたいのか」

の両方を書くことです。

不満だけで終わらせず、次の希望につなげると、転職理由が整理されやすくなります。

転職活動全体の流れを知りたい方は、「転職活動は何から始める?初心者向け7ステップ」もあわせてご覧ください。

準備2|希望条件を整理する

次に、転職で叶えたい条件を整理します。

ここで大事なのは、希望条件を全部同じ重さで考えないことです。

「できれば全部叶えたい」と思うのは自然です。

でも、すべての条件を満たす求人は、なかなか見つかりません。

そこで、優先順位をつけます。

絶対に譲れない条件を決める

まずは、絶対に譲れない条件を考えます。

たとえば、

・勤務地
・年収
・休日
・雇用形態
・残業時間
・職種
・転勤の有無
・勤務時間

などです。

人によって、譲れない条件は違います。

ある人にとっては年収が最優先かもしれません。

別の人にとっては、勤務地や残業時間の方が大事かもしれません。

ここに正解はありません。

自分の生活や価値観に合わせて考えることが大切です。

たとえば、家庭の事情で遠くの勤務地は難しいなら、勤務地はかなり重要な条件になります。

体調面を考えて残業を減らしたいなら、残業時間は譲れない条件になるでしょう。

できれば叶えたい条件も分ける

次に、できれば叶えたい条件を考えます。

たとえば、

・在宅勤務ができる
・フレックス制度がある
・大手企業で働きたい
・福利厚生が充実している
・未経験でも応募できる
・服装が自由
・駅から近い

などです。

こうした条件は、もちろん叶えばうれしいものです。

ただし、絶対に必要なのか、あればうれしい程度なのかは分けて考えます。

希望条件を、

・絶対に譲れない条件
・できれば叶えたい条件
・妥協してもよい条件

に分けると、求人を選びやすくなります。

転職エージェントに相談するときも、この分け方が役に立ちます。

条件を厳しくしすぎない

希望条件を整理することは大切ですが、厳しくしすぎると求人が少なくなります。

たとえば、

・年収アップ
・完全在宅
・残業なし
・未経験可
・土日祝休み
・自宅から30分以内
・大手企業
・人間関係がよい職場

これを全部満たす求人を探すのは、かなり難しくなります。

もちろん希望を持つことは悪くありません。

ただ、最初から条件を絞りすぎると、選択肢が狭くなりすぎます。

「これは絶対に必要」
「これはあればうれしい」
「これは少し妥協できる」

というように、優先順位をつけておきましょう。

転職サイトと転職エージェントのどちらを使うか迷っている方は、「転職サイトと転職エージェントはどっちを使うべき?初心者向けに使い分けを解説」も参考にしてください。

準備3|これまでの職歴をメモする

次に、これまでの職歴を整理します。

職歴というと、少し堅苦しく感じるかもしれません。

でも、最初はざっくりで大丈夫です。

会社名・職種・仕事内容を整理する

まずは、基本的な情報を書き出します。

・勤務した会社名
・在籍期間
・職種
・雇用形態
・担当していた業務
・部署名
・役職や担当範囲

たとえば、

「株式会社〇〇で、営業事務として3年間勤務。見積書作成、受発注入力、請求書処理、電話対応を担当」

というような形です。

きれいな文章にしなくても構いません。

箇条書きで十分です。

最初の目的は、面談で話せる材料を用意することです。

実績や工夫したことも書く

次に、実績や工夫したことを書き出します。

たとえば、

・月に何件くらい処理していたか
・売上や件数などの実績
・業務改善したこと
・後輩に教えた経験
・クレーム対応した経験
・お客様対応で工夫したこと
・ミスを減らすために行ったこと
・資料を分かりやすくしたこと

数字で書けるものがあれば、できる範囲で書いておきましょう。

たとえば、

「月に約80件の受発注処理を担当」
「問い合わせ対応を1日20件程度担当」
「確認表を作成し、入力ミスを減らした」

というような形です。

数字がない場合でも、工夫したことや任されていたことを書けば大丈夫です。

小さな経験も書き出す

ここで大事なのは、「たいしたことがない」と決めつけないことです。

自分では普通だと思っていた経験が、転職活動では強みになることがあります。

たとえば、

・電話対応
・資料作成
・データ入力
・受発注
・在庫管理
・来客対応
・クレーム対応
・後輩への説明
・社内調整
・スケジュール管理

こうした仕事も、立派な経験です。

特に未経験職種へ転職したい場合でも、これまでの経験が活かせることはあります。

「これは書くほどのことではない」と思わず、まずは全部書き出してみましょう。

あとから整理すれば大丈夫です。

準備4|スキル・資格を整理する

次に、スキルや資格を整理します。

資格がたくさんある人だけが有利というわけではありません。

実務で使ってきたツールや経験も、十分にアピール材料になります。

使えるツールを書き出す

まず、仕事で使ったことがあるツールを書き出します。

たとえば、

・Excel
・Word
・PowerPoint
・Googleスプレッドシート
・Googleドキュメント
・会計ソフト
・販売管理システム
・チャットツール
・メールソフト
・顧客管理システム

などです。

「少ししか使えないから書いてよいのかな」と迷うかもしれません。

その場合は、どの程度使えるかもメモしておきます。

たとえば、

「Excelは表作成、簡単な関数、フィルター操作ができる」

「PowerPointは社内資料の修正経験あり」

というように書くと、伝わりやすくなります。

資格や勉強中の内容も整理する

資格がある場合は、それも整理しておきます。

たとえば、

・日商簿記
・TOEIC
・MOS
・宅建
・FP
・介護系資格
・IT系資格
・普通自動車免許

などです。

また、まだ取得していなくても、勉強中の内容があればメモしておいてもよいです。

たとえば、

「簿記3級を勉強中」
「ITパスポートの取得を目指している」

という情報も、前向きに学んでいる姿勢として伝えられることがあります。

ただし、勉強中の資格を過大に見せる必要はありません。

正直に伝えることが大切です。

資格がなくても経験で伝えられることがある

資格がないからといって、転職活動で不利になるとは限りません。

もちろん、資格が必要な仕事もあります。

しかし、多くの仕事では、資格だけでなく実務経験や人柄、仕事への姿勢も見られます。

たとえば、事務職なら、実際にどのような業務を担当していたかが大切です。

営業職なら、どのようなお客様と関わっていたか、どのように提案していたかも重要です。

資格がない場合でも、これまでの経験をどう伝えるかで印象は変わります。

その伝え方を相談できるのも、転職エージェントを使うメリットの一つです。

準備5|転職時期を考える

転職エージェントに登録する前に、転職時期も考えておきましょう。

いつ転職したいのかによって、求人紹介や応募のペースが変わります。

すぐ転職したいのか、数か月後なのか

転職時期は、ざっくりでも構いません。

たとえば、

・できるだけ早く転職したい
・3か月以内に転職したい
・半年以内に転職したい
・良い求人があれば考えたい
・今は情報収集が中心

このように考えておきます。

すぐに転職したい人と、半年後に転職したい人では、進め方が変わります。

すぐに動きたいなら、応募書類の準備や面談を早めに進める必要があります。

一方、まだ迷っている段階なら、まず求人の相場を見るところからでも十分です。

在職中なら退職時期も考える

在職中に転職活動をする場合は、退職時期も考える必要があります。

たとえば、

・就業規則では退職何日前に申し出る必要があるか
・引き継ぎにどのくらいかかるか
・有給休暇を使う予定があるか
・繁忙期と重ならないか
・入社可能日はいつになるか

などです。

転職先が決まっても、すぐに入社できるとは限りません。

現職の退職手続きや引き継ぎもあります。

面談で「いつごろ入社できますか」と聞かれることもあるため、ざっくりでも考えておくと安心です。

焦って決めないことが大切

転職活動では、スピードが大切な場面もあります。

良い求人は早く募集が終わることもあります。

ただし、焦って決めすぎるのは危険です。

特に、今の職場がつらいときは、「とにかく早く辞めたい」という気持ちが強くなります。

その気持ちは自然です。

でも、焦って次の職場を決めると、入社後に「思っていたのと違った」と感じることもあります。

転職時期は、生活や収入のことも含めて考えましょう。

無理のないスケジュールを、担当者に相談してみるのもよいです。

準備6|連絡方法と面談可能時間を決める

転職エージェントに登録すると、担当者から連絡が来ることがあります。

そのため、連絡方法や面談可能時間を考えておくと安心です。

連絡可能な時間帯を考える

在職中の人は、仕事中に電話に出られないことも多いです。

その場合は、連絡可能な時間帯をあらかじめ考えておきましょう。

たとえば、

・平日18時以降
・昼休みの時間帯
・土日
・メール中心
・電話は避けたい
・オンライン面談なら夜がよい

などです。

登録後の面談調整で、こうした希望を伝えるとスムーズです。

無理に仕事中に対応する必要はありません。

自分が対応しやすい形を伝えましょう。

最初に希望を伝えてよい

転職エージェントからの連絡が不安な場合は、最初に希望を伝えて構いません。

たとえば、

「勤務中は電話に出られないため、連絡はメール中心でお願いします」

「電話は平日18時以降だと助かります」

「急ぎでない内容はメールでお願いします」

このように伝えておけば、やり取りの負担を減らしやすくなります。

担当者とのやり取りは、転職活動を進めるうえで大切です。

だからこそ、自分が無理なく対応できる形にしておくことが大事です。

複数登録する場合は管理しやすくする

転職エージェントは、複数登録しても構いません。

ただし、登録しすぎると連絡が増えて管理が大変になります。

最初は1〜2社程度から始めるのがおすすめです。

メールが多くなる場合は、転職活動用のフォルダを作ると便利です。

Gmailなどを使っている場合は、ラベルを作って整理してもよいでしょう。

どのエージェントから、どの求人を紹介されたのか。

どの担当者と、いつ面談するのか。

こうしたことをメモしておくと、混乱しにくくなります。

準備7|担当者に聞きたいことをメモする

面談の前に、担当者に聞きたいことをメモしておきましょう。

面談中は、緊張したり、話しているうちに聞きたいことを忘れたりしがちです。

事前にメモしておくと安心です。

求人について聞きたいこと

求人については、たとえば次のようなことを聞けます。

・未経験でも応募できる求人はあるか
・自分の経験で応募できる職種は何か
・年収はどのくらいを目指せるか
・在宅勤務の求人はあるか
・残業が少ない求人はあるか
・希望勤務地に求人は多いか
・今の経験を活かせる業界はあるか

自分で調べても分からないことは、遠慮せず聞いてみましょう。

ただし、担当者の答えがすべてではありません。

あくまで判断材料の一つとして受け止めるのがよいです。

転職活動について聞きたいこと

転職活動の進め方についても、質問して構いません。

たとえば、

・職務経歴書はどう書けばよいか
・面接で退職理由をどう伝えるか
・何社くらい応募するものか
・転職までどのくらいかかるか
・在職中の転職活動はどう進めればよいか
・内定が出たらいつまでに返事するものか

などです。

初めての転職では、分からないことが多くて当然です。

「こんなことを聞いてもいいのかな」と思うことでも、聞いて大丈夫です。

不安なことも正直に聞いてよい

転職活動では、人に言いにくい不安もあります。

たとえば、

・ブランクがある
・未経験職種に挑戦したい
・年齢が不安
・前職を短期間で辞めた
・面接が苦手
・転職回数が多い
・資格がない
・正社員経験が少ない

こうした不安も、正直に相談して大丈夫です。

もちろん、すべての不安がすぐ解決するわけではありません。

それでも、伝えないままだと、担当者もサポートしにくくなります。

不安なことほど、早めに相談しておくとよいです。

登録前にやらなくてもよいこと

ここまで準備することをたくさん書いてきました。

少し大変に感じた方もいるかもしれません。

でも、やらなくてもよいこともあります。

ここで少し肩の力を抜きましょう。

職務経歴書を完璧に仕上げる必要はない

職務経歴書は、最初から完璧でなくて大丈夫です。

むしろ、転職エージェントに相談しながら直していくものだと考えてもよいです。

最初は、

・勤務先
・在籍期間
・担当業務
・実績
・使えるツール

などをメモしておけば十分です。

完成度よりも、材料を用意することが大切です。

面談後に、担当者のアドバイスを受けながら整えていきましょう。

応募したい会社を決めておく必要はない

転職エージェントに登録する前に、応募したい会社を決めておく必要はありません。

もちろん、気になる会社があるなら伝えて構いません。

でも、まだ何も決まっていなくても大丈夫です。

相談しながら、自分に合いそうな求人を探していくこともできます。

「どんな会社が合うのか分からない」

という状態でも、相談のきっかけにはなります。

退職を決めてから登録する必要はない

転職エージェントは、退職を決めてから登録しなければならないものではありません。

在職中でも登録できます。

むしろ、可能であれば、在職中に情報収集を始めた方が安全な場合もあります。

先に退職してしまうと、収入が途切れる不安から、焦って転職先を決めてしまうことがあります。

もちろん、心身の状態によっては、まず休むことが必要な場合もあります。

ただ、一般的には、在職中に求人を見たり相談したりする方が、落ち着いて判断しやすいです。

登録時に入力することが多い項目

転職エージェントに登録するときは、いくつかの情報を入力します。

事前に何を聞かれるのか知っておくと、慌てずに済みます。

基本情報

まず、基本情報を入力します。

・氏名
・生年月日
・住所
・電話番号
・メールアドレス

などです。

連絡先は、実際に確認できるものを入力しましょう。

メールアドレスは、転職活動で使いやすいものを用意しておくと便利です。

今の会社のメールアドレスは使わないようにしましょう。

職歴・学歴

次に、職歴や学歴を入力します。

・現在の勤務先
・これまでの職歴
・在籍期間
・雇用形態
・最終学歴
・担当業務

などです。

正確な在籍期間が分からない場合は、履歴書や過去のメモを確認しておくと安心です。

職歴は、求人紹介や面談の参考になります。

できるだけ正確に入力しましょう。

希望条件

希望条件も入力することがあります。

・希望職種
・希望勤務地
・希望年収
・転職希望時期
・希望する働き方
・現在の年収

などです。

まだ決まっていない場合は、分かる範囲で入力すれば大丈夫です。

ただし、まったく適当に入力するのは避けましょう。

希望条件は、求人紹介の方向性に関わります。

また、個人情報を入力するため、必ず公式サイトから登録してください。

広告や検索結果から移動する場合も、運営会社やURLを確認することが大切です。

転職エージェントに登録するときの注意点

最後に、登録するときの注意点も確認しておきましょう。

便利なサービスだからこそ、安心して使うための基本を押さえておくことが大切です。

公式サイトから登録する

転職エージェントに登録するときは、必ず公式サイトから登録します。

検索結果や広告から移動する場合も、URLや運営会社を確認しましょう。

個人情報を入力するため、怪しいサイトや偽サイトには注意が必要です。

特に、

・運営会社が分かりにくい
・日本語が不自然
・条件が良すぎる求人ばかり出ている
・個人情報だけを強く求めてくる

このようなサイトには注意しましょう。

登録前に、会社概要や利用規約、プライバシーポリシーを確認すると安心です。

希望と違う求人は断ってよい

転職エージェントから求人を紹介されたとしても、必ず応募しなければならないわけではありません。

希望と違う求人は断って大丈夫です。

ただし、断るときは理由を伝えると、次の紹介に活かされやすくなります。

たとえば、

「勤務地が希望より遠いです」
「仕事内容が希望と違います」
「もう少し残業が少ない職場を希望します」

というように伝えるとよいです。

無理に応募してしまうと、自分も企業も時間を使うことになります。

納得できない求人は、きちんと断りましょう。

担当者任せにしすぎない

転職エージェントは心強い存在ですが、すべてを任せきりにするのはおすすめしません。

求人を紹介されたら、自分でも内容を確認しましょう。

仕事内容、勤務地、給与、休日、残業、会社の雰囲気など、自分で見ておくことが大切です。

また、転職サイトも併用すると、求人の相場をつかみやすくなります。

担当者の意見は参考になります。

でも、最終的に応募するか、入社するかを決めるのは自分です。

転職は、自分の生活に関わる大切な選択です。

他人任せにせず、自分でも考えながら進めましょう。

登録前に良い点と注意点を整理したい方は、「転職エージェントを使うメリットとデメリット」も参考にしてください。

よくある質問

ここでは、転職エージェントに登録する前によくある質問をまとめます。

職務経歴書がなくても登録できますか?

登録できる場合が多いです。

ただし、これまでの職歴や担当業務をざっくりメモしておくと、面談がスムーズになります。

職務経歴書は、登録後や面談後に整えていくこともできます。

最初から完璧でなくて大丈夫です。

転職するか迷っていても登録できますか?

転職するか迷っている段階でも、相談できる場合はあります。

ただし、転職エージェントは基本的に、転職を検討している人をサポートするサービスです。

まだ情報収集だけしたい場合は、まず転職サイトで求人を見るところから始めてもよいでしょう。

不安が強い場合や、自分に合う求人を知りたい場合は、相談してみるのも一つの方法です。

登録したら必ず応募しないといけませんか?

登録したからといって、必ず応募しなければならないわけではありません。

紹介された求人が希望と合わなければ、断って大丈夫です。

応募するかどうかは、自分で判断できます。

大切なのは、納得してから応募することです。

何社くらい登録すればよいですか?

最初は1〜2社程度がおすすめです。

複数登録すると、求人や担当者の対応を比較できます。

ただし、登録しすぎると連絡が増えて管理が大変になります。

まずは少なめに登録し、必要に応じて増やすとよいでしょう。

在職中でも登録できますか?

在職中でも登録できます。

むしろ、退職前に情報収集を始めた方が、落ち着いて判断しやすい場合があります。

在職中の場合は、連絡可能な時間帯や面談可能な時間をあらかじめ伝えておくと安心です。

仕事に支障が出ないよう、自分のペースで進めましょう。

まだ転職活動全体の進め方に不安がある方は、「転職活動は何から始める?初心者向け7ステップ」から読み直すと、全体の流れをつかみやすくなります。

まとめ

転職エージェントは、完璧に準備できていなくても登録できます。

職務経歴書が未完成でも、希望条件がまだぼんやりしていても、相談できる場合は多いです。

ただし、事前に少しだけ準備しておくと、面談や求人紹介がスムーズになります。

特に整理しておきたいのは、次の7つです。

1.転職理由
2.希望条件
3.これまでの職歴
4.スキル・資格
5.転職時期
6.連絡方法と面談可能時間
7.担当者に聞きたいこと

全部をきれいにまとめる必要はありません。

まずはメモで十分です。

大切なのは、自分がなぜ転職したいのか、次にどんな働き方をしたいのかを少しずつ言葉にしていくことです。

転職エージェントは、転職活動を助けてくれる存在です。

でも、最終判断をするのは自分です。

担当者に相談しながらも、自分でも求人内容や条件を確認し、納得できる選択をしていきましょう。

転職活動は、最初の一歩がいちばん重く感じるものです。

でも、準備を少しずつ進めれば、不安は少しずつ小さくなります。

まずは今日、スマートフォンのメモに「転職理由」「希望条件」「職歴」を書き出すところから始めてみてください。

求人内容やサービスの条件は変更される場合があります。最新情報は、必ず各転職サイト・転職エージェントの公式サイトでご確認ください。

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